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環境施設 No.122(2010年12月)
■ニュースの眼・増加するDBOによるごみ焼却施設の整備・運営
○解説:導入事例とその実態をさぐる 編集部
官民協力のDBO、長期責任委託が増加、公共の財政負担軽減に貢献
=VFMの算定、民間の自由度、総合評価とのバランスなど課題残る=
○事例報告・藤沢市北部環境事業所(神奈川県藤沢市)
藤沢市:3年半の稼働実績に満足、長期安定稼動への道筋つける
=SPC:経費削減がインセンティブ、技術検証重ねステップアップ図る=
○事例報告・あらかわクリーンセンター(福島県福島市)
福島市:性能要求シンプルに、民間の自由度認めDBO効果引き出す
=SPC:次世代ストーカ炉、溶融炉の安定稼動実現し長期運営基盤確立=
○事例報告・浜松市西部清掃工場(静岡県浜松市)
浜松市:市が最終責任を明言、民間提案を最大限生かし安定稼働を期待
=SPC:水泳場との一体運営の経営基盤確立、地域貢献に知恵を発揮=
■検証・廃棄物発電は受け入れられるか
「廃棄物発電の意義・役割を情報公開し住民理解を求めよ」
〜「環境エネルギーフォーラム2010」にみる廃棄物発電の再評価は?〜
武田信生・京都大学名誉教授/藤吉秀昭・日本環境衛生センター常務理事/
杉本裕明・朝日新聞記者/柳井薫(東京二十三区清掃一部事務組合)/
阿部清一・潟Nボタ環境リサイクルプロジェクトチーム理事/
吉葉正行・首都大学東京教授
【「廃棄物発電」の市民権獲得に向けて】 吉葉正行
■Topics on Waste Management
中国・上海市向けストーカ受注/
日立造船、南但広域向け原燃料回収施設受注/
タクマ、阿南市向けごみ焼却施設整備・運営/
タクマ、青森県外ヶ浜町向け完成/
協和エクシオ、くりりんセンター等長期包括運転業務/
荏原環境プラント
■連載・Front Line 27 村山愉偉
同質化競争の中でライフサイクルコストに活路を見出すごみ焼却炉業界」
■Topics on Biomass
北電・木質バイオ混焼発電開始、JFE・食品残渣バイオガス発電受注、
相馬火力・木質バイオ燃料導入、タクマ・畜ふん焚きボイラ発電受注、
三井物産と宮古島市・低炭素社会実現で協定書締結、
中電・碧南火力で木質バイオ混焼発電、ソニーと東電・グリーン電力会社設立、
中電・ジャトロファ残渣ガス化発電試験開始、
川重・稲わらからバイオエタノール製造成功、日造・福岡バイオ水素プロ受注、
神戸市と神鋼環境ソと大阪ガス・都市ガス導管注入開始
■カタツムリの独り言
■シリーズRDF専門家の眼B 鍵谷 司
「読売新聞(平成22年10月25日夕刊)のRDFに関する記事について」
〜RDF化方式の維持管理費は本当に高いのか! 〜
■寄稿・エックス都市研究所だよりD 中石一弘
「ごみ処理施設整備運営PFI事業におけるVFM確保の特性分析と今後の展望」
■環境気象台