No.1430(2005.02.15)
■ニューズ・オブ・ザ・ウィーク
中国の水質汚染、水不足の実態と上下水道分野の動向を探る
本紙主催 中国セミナーの骨子を紹介
本紙はこのほど、中国の水質汚染問題、上下水道分野の動向に詳しい東アジア総合研究所の長瀬誠氏を講師に招き、「中国の水質汚染と上下水道分野における日本企業参入のヒント」をテーマにセミナーを開催した。この講演内容の骨子をまとめ、本号から2回に分けて紹介する。本号では水資源不足および水質汚染の実態、水質汚染防止に関する中国政府の政策や中長期計画など前半部分の講演内容を掲載する。
■政策・予算
国土交通省下水道部 平成16年度第3回主管課長会議を開催
高度処理共同負担事業など説明
環境省 湖沼環境保全制度のあり方、中環審が答申
非特定汚染源対策の推進など5項目を柱に
TC224上下水道国内対策委 バレンシア合同WGの結果を報告
規格番号はISO24510シリーズに決定
■地方公共団体
仙台市 17年度下水道予算案
建設改良費162億円、雨水対策に重点
仙台市 浸水被害軽減へ流出抑制事業にも注力
福島県浪江町 平成19年度めどに水処理増設を計画
福井県 高度処理の導入状況
大阪府 7流域11処理区で事業を継続
大阪府 2025年に高度処理施設の概成めざす
処理水の全量有効利用も
大阪市 H22目標にAO法・窒素除去の概成めざす
急速ろ過は21世紀初頭に約2割達成
大阪市 合流改善緊急計画の見直し 夏頃完了へ
近く2つの滞水池発注も
神戸市 三宮南地区の浸水対策を構想
奈良県 大和川など3流域で高度処理を推進
山口県 瀬戸内海総量規制踏まえ2つの流総策定
徳島市 水処理増設に合わせ高度処理化を計画中
香川県 高度処理実施状況と計画
長崎県国見町 合併後の18年度に新規採択要望を計画
鹿児島県和泊町 17年度から浄化センターで増設工事
■喫茶室/取材ノートから
■付録
◎入落札情報
日本下水道事業団の工事入札予定(2月23日〜3月2日)
工事入札結果(1月20日〜2月10日)
コンサル契約実績(1月27日〜2月10日)