No.1425（2005.01.11）
★新春インタビュー
海外の上下水道民営化事情と日本の課題
氏岡庸士氏 （ダルキア・シンガポール事務所）
下水道事業を取り巻く環境の変化はめまぐるしく、事業そのものの構造改革が迫られている。また、公共事業分野で活躍する企業にとっても、グローバル化の流れの中で、旧来の体質からの脱却が喫緊の課題。今回は、水道民営化先進国であるフランスを拠点に上下水道事業に携わってこられた氏岡庸士氏を迎え、海外諸国の民営化のトレンドや課題、今後日本の企業が海外に出ていくためのポイントなどについてお話しいただいた。
■政策・予算
国交省北海道局 17年度下水道事業予算
国費297.8億円、前年度比0.85倍
内閣府沖縄振興局 沖縄県の17年度下水道関係予算政府案
3.7％減の事業費183億3400万円
水産庁 漁村総合整備事業の17年度予算
集落環境103億円 漁村づくり12億円
環境省 浄化槽整備事業の17年度予算
設置整備156億円、市町村整備117億円
環境省水環境部 17年度予算総額は25.9億円
財源移譲により、1/2の予算規模に縮小
総務省 17年度下水道債計画 1兆5961億円
前年度比4.3％増 すべて一般分
■地方公共団体
東京都 発注予定工事の概要（１月更新分）
岐阜県 ほぼすべての都市で高度処理を位置付け
大阪府河内長野市 処理場管理の次期契約も３年の複数年で
包括委託、修繕の範囲など明確に
大阪府能勢町 処理場の複数年契約を引き続き実施
将来的には集排含めた管理委託も検討
岡山県玉野市 平成17年度に改築設計に着手
山口県 県汚水処理施設整備構想を改定
長崎県琴海町 大平処理区の認可を取得
処理人口1500人、汚水量670m3/ｄ
■関連団体
NPO法人びわこ・水ネット 超高度処理下水導入に関するWSを開催
■組織・人事
日本下水道事業団
■部長室だより
国土交通省下水道部・谷戸善彦部長との談話から（第17回）
■喫茶室／取材ノートから
■付録
◎入落札情報
日本下水道事業団の工事入札予定（１月14日～１月18日）
工事入札結果（12月２日～12月24日）
コンサル契約実績（９月16日～12月22日）