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集落排水情報 No.895(2014.02.04)
■巻頭企画
−集落排水分野の注目技術−
専用薬剤で汚泥可溶化、低コストな減量化システム
容易な導入・運用で集排分野中心に実績拡大【四国化成工業】
排水処理用薬剤の大手メーカー・四国化成工業鰍ェ開発したシンプルな余剰汚泥減量システムが、農業集落排水分野を中心に徐々に拡がりをみせつつある。曝気槽等から一時的に引き抜いた汚泥を専用薬剤に接触させることで、微生物群を殺傷・可溶化する仕組みであり、安価な費用で確実に汚泥量を減らし処分費用の削減が可能。23年度には環境省の技術実証事業でも減量効果が確認されており、このお墨付きも追い風として同社では、集落排水施設に的を絞った営業展開をさらに強化している。
■データ・ファイル
全国市町村の合併処理浄化槽処理人口・普及率
第4回(最終回):中四国・九州・沖縄ブロックの全476市町村【平成24年度末現在】
前号に引き続き、全国1719市町村および東京都区部の計1720団体について、平成24年度末時点の合併処理浄化槽による汚水処理人口(普及人口)と、行政人口をベースとする普及率を紹介する。連載最終回となる今回は、中国、四国および九州・沖縄ブロック17県(鳥取〜沖縄)の計476市町村の個別データを掲載。
■中央省庁/関連団体
環境省●大気・水環境等保全に26年度50.2億円計上
水質汚濁防止に7%増・3億8728万円など
農水など3省●統一の都道府県構想策定マニュアルが完成
■列島トピックス
北海道置戸町●境野地区集排 26年度から機能強化実施へ
埼玉県久喜市●既設の県単集排施設で大規模更新事業を計画
大阪府茨木市●市主体で浄化槽設置・管理 今年度事業開始
SHORT NEWS FILE
茨城県結城市/埼玉県越生町/福井県鯖江市/鳥取県日野町/福岡市
■バイオマス
バイオガス推進協など●23・24日 今年度第2回経営研究会を開催
基調講演・事業紹介、神奈川県内2施設の視察も
■資料/統計
都道府県別「汚泥肥料等」登録銘柄一覧〈農水省〉
第2回:茨城県〜山梨県 平成25年12月10日現在