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集落排水情報 No.892(2013.12.10)

■巻頭企画−Close Up−

    都道府県構想策定マニュアル 10年後の概成を目標に

    効率的な改築更新・運営管理手法も重視 1月公表へ作業大詰め
   

11月に開催された「都道府県構想策定マニュアル検討委員会」の第3回会合で、新たな「都道府県構想策定マニュアル」の最終案が提示された。農水・国交・環境の3省が統一して作成する初めてのマニュアルであり、整備区域の設定にあたり時間軸の概念を取り入れるとともに、早期の整備概成に向け「今後10年程度」と具体的目標も設定。既整備地区の効率的な改築更新・運営管理手法の検討にも大きな比重を置くなど、従来にない考え方が盛り込まれた内容となった。3省では、来年1月中をメドに新マニュアルの公表に踏み切れるよう、最終的な調整・具体化の作業を急いでいる。

■データ・ファイル

    全国市町村の合併処理浄化槽処理人口・普及率

     第1回:北海道・東北ブロックの全346市町村【平成24年度末現在】

本誌ではこのほど、全国市町村別の合併処理浄化槽による汚水処理人口(普及人口)と、行政人口をベースとする普及率に関する最新データ(平成24年度末)を入手した。本号から数回に分けて、全市町村および東京都区部の個別データを一覧で紹介する。連載1回目の今回は、北海道・東北ブロックの計346市町村について掲載。

■中央省庁/関連団体

    農水省●農業集落排水普及率 平成24年度末87.5%
     福島県除く 青森など10都県が100%到達

■列島トピックス

    千葉市●大和田地区集排 市初の機能強化事業を検討
    岐阜県坂祝町●黒岩地区集排 処理施設の切替改築を計画
    鳥取市●集排普及率・接続率向上など整備目標明示

■バイオマス

    バイオガス事業推進協議会●FITへの対応強化、消化液利用促進など要望
    日本有機資源協会●第21回テクノフォーラム開催要領
    農水省●バイオマス産業都市 今年度第2次募集開始
    PRPC●11月22日、リサイクルシンポジウムを開催

■資料/統計

    全国のし尿処理施設稼動状況一覧〈環境省まとめ〉
     第4回:大阪府〜高知県 平成23年度現在