バックナンバー目次情報
集落排水情報 No.856(2012.07.10)
■巻頭企画 −Close Up−
農業集落排水 水洗化率81.3%、経費回収率51.2%
総務省「22年度 下水道事業経営指標・使用料の概要」より
農業集落排水施設の処理区域内に住む100人のうち、実際に水洗便所を設置し汚水処理を行っている人口は81人。汚水1m3あたりの使用料として144円を徴収し、281円をかけて処理している−。こんな集排事業経営の平均像が、総務省が先ごろ取りまとめた「平成22年度 下水道事業経営指標・下水道使用料の概要」により明らかになった。この資料の中から農業集落排水事業に関するデータ・記述を抜粋し、概要を紹介する。
■データ・ファイル
全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況
第3回:北陸・東海ブロック(新潟〜三重)の全206市町村
前号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共下水道、特定環境保全公共下水道、農業集落排水、漁業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する(平成24年度新規着手予定箇所を含む)。今回は北陸4県の81市町村、東海3県の125市町村、合計206市町村が対象。
■中央省庁/関連団体
漁村水環境研究会●22日、通常総会開催 事業計画などを承認
漁排の老朽化診断、硫化水素調査など継続
PRPC●25日、第7回リサイクルシンポジウム開催へ
■列島トピックス
秋田県横手市●今泉地区集排 2年かけH2S対策など実施
福島県泉崎村●集排事業完了を受け、浄化槽設置助成を開始
群馬県前橋市●既設集排2地区 機能強化事業に今年度着手
SHORT NEWS FILE
秋田県横手市/神奈川県平塚市/兵庫県西脇市/宮崎県高原町/鹿児島県奄美市
■バイオマス
日本有機資源協会●第1回定時総会を開催 事業報告など了承
6月22日 一般社団法人として本格始動
日本有機資源協会●バイオマス関連4省の担当官を講師に講演会
■資料/統計
農業集落排水 施設概況と維持管理費〈総務省まとめ〉
第3回(最終回):愛知県〜沖縄県の全395事業 平成22年度現在
全国市町村別水洗化状況・施設別内訳〈環境省まとめ〉
第2回:茨城県〜福井県 平成22年度現在