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集落排水情報 No.853(2012.05.29)
■巻頭企画 −総力特集−
農業集落排水施設整備 24年度新規着手予定箇所
一般集排11・機能強化46、計57地区が本誌独自調査で明らかに
今年度から新たに農業集落排水施設整備に取りかかる予定の地区を、本誌独自取材に基づいて取りまとめた。それによると、一般の農業集落排水事業が11地区、機能強化対策事業が46地区、合計57地区が現時点で明らかになっており、前年度実績の68地区(一般集排11、機能強化57)をやや下回ることになりそうだ。また、本誌850号で既報の「汚水処理施設整備交付金」による新規採択箇所6地区を除く51地区はすべて、「地域自主戦略交付金」(一括交付金)で予算措置されることになる。
■データ・ファイル
浄化槽関連2交付金の24年度当初内示状況
循環交付金:1180団体、汚水交付金:121団体 箇所別配分額等一覧
浄化槽整備事業への国の助成措置である2つの交付金(循環型社会形成推進交付金、汚水処理施設整備交付金)について、環境省は4月6日付けで平成24年度当初内示を行っているが、これら両交付金の交付状況を、独自の集計も交えて取りまとめた。循環型社会形成推進交付金の内示箇所のうち、浄化槽整備関係2事業(浄化槽設置整備、浄化槽市町村整備)のいずれかに係る内示が行われたのは、全47都道府県の1180市町村。一方、汚水処理施設整備交付金(浄化槽分)の配分対象箇所は35都府県の121市町村で、配分総額は17億6563万円となっている。
■中央省庁/関連団体
地域環境資源センター●改築向け新方式・]WR型の大臣認定を取得
地域環境資源センターなど●新技術普及研究会 第1回総会を開催
22日、41道府県の土地連が参加し始動 研修会など実施へ
地域環境資源センター●持続型社会の形成をテーマに講演・意見交換
総務省●22年度汚水衛生処理率 全国平均81.0%に
■列島トピックス
鳥取市●4地域に分割、下水道と各種集排を一元管理
管路・処理場をパッケージ化し包括委託導入
島根県安来市●市初のコミプラ整備 今年度新規事業化へ
SHORT NEWS FILE
埼玉県秩父市/岐阜県中津川市/神戸市/高知県香南市
■バイオマス
農水省など●バイオマス技術実用化へ、ロードマップ策定
日本有機資源協会●バイオマスマーク 認定基準・表示など改定
■資料/統計
浄化槽設置基数 都道府県別・人槽区分別内訳〈環境省まとめ〉
23年3月末現在 総数794万基、うち22年度新設13万4807基
全国のコミュニティ・プラント整備状況〈環境省まとめ〉
平成22年度現在 37都道府県・157市町村の333施設の概要