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集落排水情報 No.847(2012.03.06)

■巻頭企画 −Close Up−

     平成24年度事業計画案が明らかに【地域環境資源センター】

     集排施設の適切な管理・改築支援、資源利活用の推進などに注力
   

2月27日、地域環境資源センターの理事会において「平成24年度事業計画案」が報告された。集落排水分野では、今年度中の実用化が見込まれる切替改築向け新処理方式について、設計指針等の整備やPR活動により普及をめざす。また、ストマネ技術の導入促進に向け、今年度までの検討調査の成果であるシステムの活用・充実や資料作成に取り組む構え。バイオマス関係では、研究機関等と連携して各種技術開発を行うほか、集落排水汚泥・処理水に的を絞り、実証事業などを通じて利活用推進のための調査・普及活動に注力する。

■データ・ファイル

   
農業集落排水事業 全実施地区の施工実績一覧
    ◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
    第9回:中国四国ブロックA(広島〜高知)【本誌調べ】
         

本誌独自調査のデータに基づく、農業集落排水事業実施地区の施工実績特集の第9回目。今回は中国四国農政局管内9県のうち、残る広島以降6県の全実施地区(計366地区)について、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度と主要施工業者名、供用開始(予定)年度などを、事業完了箇所も含め一覧で紹介する。

■中央省庁/関連団体

    総務省●21年度行政投資実績 下水道は1.92兆円
    対前年度比4.4%減、11年連続マイナスに

■列島トピックス

    群馬県伊勢崎市●浄化槽への変更・集排施設の統廃合など促進
    岐阜県揖斐川町●町最後の集排・揖斐川右岸を今年度事業化
    三重県名張市●12番目集排・比奈知地区に今年度新規着手

■バイオマス

    地域環境資源センター●メタン発酵液肥の有用性調査で報告会開催へ
    農水省・農研機構●地域活性化のための利用技術の開発で発表会
    日本有機資源協会●第13回テクノフォーラム開催要領

■資料/統計

    全国のし尿処理施設稼動状況一覧〈環境省まとめ〉
    第6回:徳島県〜長崎県 平成21年度現在