バックナンバー目次情報
集落排水情報 No.846(2012.02.21)
■巻頭企画 −Close Up−
集排技術の国際展開 今年度は3ヵ国で現地調査
農水省 対象国にエジプトなど選定、さらなる可能性模索
農水省は22年度から農業集落排水技術を国際的に展開することを視野に入れた検討を進めているが、今年度は引き続き、選定した対象国の現地調査も含む詳細情報の収集に努め、さらに踏み込んだ導入可能性の検討調査を実施中。農村部における汚水処理施設整備のニーズが中期的に見込まれる地域を絞り込み、現地にも直接出向いて情報収集を行って、各国の汚水処理の現状や課題、今後の見通しなどを取りまとめる計画。事前調査はエジプト、タイ、ベトナム、イランの4ヵ国、現地調査はイランを除く3ヵ国を対象国に選定し、今年度の作業が大詰めの段階を迎えている。
■データ・ファイル
農業集落排水事業 全実施地区の施工実績一覧
◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
第8回:中国四国ブロック@(鳥取〜岡山)【本誌調べ】
本誌独自調査のデータに基づく、農業集落排水事業実施地区の施工実績特集の第8回目。今回は中国四国農政局管内9県のうち、鳥取・島根・岡山3県の全実施地区(計475地区)について、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度と主要施工業者名、供用開始(予定)年度などを、事業完了箇所も含め一覧で紹介する。
■中央省庁/関連団体
環境省●大気・水環境等保全に24年度51.6億円計上
水質汚濁防止対策に22%減・2.8億円など
日本産業機械工業会●平成23年環境装置受注状況 総額5305億円
■列島トピックス
北海道壮瞥町●集排2地区の機能強化 来年度着手めざす
茨城県行方市●市主体の浄化槽整備 24年度事業化へ準備
富山市●水橋小池・五郎丸の集排整備を今年度開始
SHORT NEWS FILE
宮城県登米市/岐阜県輪之内町/三重県四日市市
徳島県那賀町/鹿児島県薩摩川内市
■バイオマス
農水省など●活用推進会議 事業化促進へ専門チーム設置
10日に初会合 産学官の有識者18名で戦略を検討
日本有機資源協会●第64回バイオマスサロン開催要領
■資料/統計
全国のし尿処理施設稼動状況一覧〈環境省まとめ〉
第5回:兵庫県〜山口県 平成21年度現在