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集落排水情報 No.817(2010.12.14)
■巻頭企画 Close Up−
集排3処理区の汚泥利用 乾燥肥料化が順調【千葉県茂原市】
再始動から丸2年 年間60t生産、無料配布で全量を緑農地還元
千葉県茂原市は、整備済みの農業集落排水4地区の発生汚泥から、年間60tの乾燥汚泥肥料を生産し、地元住民らに無料配布している。供用開始当初から行っていた脱水ケーキでの還元利用を2年前に改め、乾燥設備で減量化と取り扱い性の向上を図ることで、年間通して引き合いのある「人気商品」に一転、全量の緑農地還元を実現するとともに、処理コストの大幅軽減にも結びついた。この取り組みを成功裏に進めている同市を訪ね、その経緯やポイントなどを訊いた。
■データ・ファイル
農業集落排水事業 全実施地区の施工実績一覧
◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
第2回:関東ブロック@(茨城〜埼玉)【本誌調べ】
本誌独自調査のデータに基づく、農業集落排水事業実施地区の施工実績特集の第2回目。今回は関東ブロック10都県のうち、茨城〜埼玉の北関東4県の全実施地区(計522地区)について、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度と主要施工業者名、供用開始(予定)年度などを、事業完了箇所も含め一覧で紹介する。
■中央省庁/関連団体
資源循環センター●11月26日、臨時総会開催 合併契約を議決
定款・規約の変更も 準備作業に本格着手
環境省●公共用水域の21年度水質測定結果を公表
■列島トピックス
北海道深川市●納内地区集排 処理施設の大規模改修を計画
滋賀県甲賀市●集排7地区の機能診断調査を単年度で実施中
島根県松江市●全20地区の漁排施設整備完了へ最終段階
■最新プロジェクト紹介
岩手県八幡平市●時森地区(22年度着手)
茨城県那珂市●鴻巣U期地区(22年度着手)
岡山県新見市●上熊谷地区(22年度着手)
■バイオマス
農水省●3市のバイオマスタウン構想を新たに公表
■資料/統計
全国市町村別水洗化状況・施設別内訳〈環境省まとめ〉
第3回:茨城県〜富山県 20年度現在