バックナンバー目次情報
集落排水情報 No.808(2010.08.10)
■巻頭企画−Close Up−
整備済み生活排水施設の再配置・統廃合を積極展開【長野県】
平成42年度目標の新構想案で 集排整備人口、大幅減の見通し
長野県は20〜22年度の3ヵ年をかけ、新たな都道府県構想「水循環・資源循環のみち2010」の策定を進めている。同県の汚水処理施設整備は、人口普及率がすでに94%に達するなど、「建設の時代」から「管理経営の時代」への移行期にあり、農業集落排水施設も今後は適正な機能維持・管理運営に全力が注がれるが、その有効策として新構想案の策定方針の1つに掲げられたのが「施設の効率的な統廃合」。下水道区域への編入を中心とする再整備により、目標年次の平成42年度には集排整備人口は約4割の減少が見込まれるなど、集排先進県ならではの先駆的な内容の構想案に仕上がっている。
■データ・ファイル
全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況
第5回(最終回):九州・沖縄ブロック(福岡〜沖縄)の全274市町村
前号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共・特環公共下水道、農業・漁業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する(平成22年度新規着手予定箇所を含む)。連載最終回の今回は、九州・沖縄ブロック8県(福岡〜沖縄)の計274市町村が対象。
■中央省庁/関連団体
全国集排推進協議会●27日、第21回総会開催 事業計画など議決
役員改選、新会長に山鹿市・中嶋憲正市長
資源循環センター●移転作業を終了、8月2日より通常業務再開
■列島トピックス
秋田県由利本荘市●中畑地区集排 隣接・鮎川地区に統合整備
埼玉県越生町●県単集排7施設を対象、最適整備構想策定へ
SHORT NEWS FILE
福島県天栄村/栃木県小山市/埼玉県深谷市/神奈川県平塚市
■資料/統計
農業集落排水 市町村別の経営指標の概況〈総務省まとめ〉
第2回:栃木県〜長野県の全235事業 20年度現在
全国のし尿処理施設稼動状況一覧〈環境省まとめ〉
第5回:徳島県〜佐賀県 平成19年度現在
■バイオマス
農水省●4市町のバイオマスタウン構想を新たに公表
北海道南幌町など 公表済みは283ヵ所に