No.790(09.11.17)
■巻頭企画 Close Up
「集排は財源移譲し自治体で」 事業仕分けで評決
11日、行政刷新会議WG 予算執行率の低迷にも厳しい指摘
政府・行政刷新会議が22年度予算概算要求から無駄を洗い出すために実施する「事業仕分け」の対象に、農業集落排水事業もリストアップされ、開催初日の11日、かんがい排水事業とともに公開討議の俎上に上げられた。その結果、出された評決は「財源を自治体に移譲するとともに、実施の判断を自治体に任せるべき」という内容。近年の予算執行率の低迷や、さらなるコスト縮減などにも厳しい注文が寄せられた。
■データ・ファイル
農業集落排水事業 全採択地区の施工実績一覧
◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
第1回:北海道・東北ブロック(北海道〜福島)【本誌調べ】
例年好評の本誌名物企画「農業集落排水事業採択地区の施工実績」を今回から長期連載の形で地域ブロックごとに紹介していく。本誌独自調査のデータに基づき、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度と主要施工業者名、供用開始(予定)年度などを、事業完了箇所も含む全採択箇所を対象に一覧で掲載。第1回目の今回は、北海道・東北ブロック7道県の計1008地区)を取り上げる。
■中央省庁/関連団体
資源循環センター●「切替改築」後の運転手法で技術資料を発刊
PRPC●20日、第2回リサイクルシンポジウム開催へ
■列島トピックス
青森県鶴田町●水元地区集排の2期事業 来年度着手へ準備
福岡県前原市●集排2地区の第2期整備 来年度始動めざす
佐賀県江北町●5ヵ年で80基、町主体の浄化槽整備に着手
SHORT NEWS FILE
岩手県花巻市/宮城県登米市/秋田県八峰町/福島県会津坂下町/長崎県諫早市
■最新プロジェクト紹介
三重県伊賀市●花垣地区(20年度採択)
三重県伊賀市●依那古地区(20年度採択)
福岡県前原市●高上T期地区(20年度採択)
■バイオマス
日本有機資源協会●10月30日 第49回バイオマスサロンを開催
農水省●BDF地域利用モデル事業で今年度第2回公募
■資料/統計
浄化槽市町村整備推進事業 平成21年度実施市町村〈環境省まとめ〉