No.773(09.03.24)
■巻頭企画 Close Up
平成21年度事業計画案が明らかに【地域資源循環技術センター】
Lc型の大臣認定取得へ メタン発酵施設の標準仕様も確立
2月25日に開催された社団法人地域資源循環技術センターの理事会で「平成21年度事業計画案」が報告された。集落排水関係では、より低コストなFRP製処理施設「Lc型」の大臣認定を取得して実用化を図るほか、20年度に調査を開始した切替改築向けの新処理方式の開発作業も本格化する計画。バイオマス関係では、農村地域向けメタン発酵施設の開発が大詰めを迎え、集排施設と連携した標準化システムの確立、モデル地区における計画策定など、より実戦的な段階へと移行する。
■データ・ファイル
農業集落排水事業 全採択地区の施工実績一覧
◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
第5回:北陸ブロックA(石川〜福井)【本誌調べ】
本誌独自調査のデータに基づく、農業集落排水事業採択地区の施工実績特集の第5回目。今回は北陸農政局管内4県のうち、残る石川・福井両県の全採択地区(計333地区)について、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度と主要施工業者名、供用開始(予定)年度などを、事業完了箇所も含め一覧で紹介する。
■中央省庁/関連団体
総務省●平成19年度の地方公営企業決算概要を発表
資源循環センター●3月13日、地域資源循環技術研究報告会を開催
資源循環センター●3月12日、低コスト化技術検討委が最終会合
■列島トピックス
福島県須賀川市●大桑原地区の集排計画 来年度事業化めざす
愛知県田原市●2300人・中山地区集排の来年度着手を要望
愛知県長久手町●最後の集排・北浦小深の整備に21年度から
島根県東出雲町●集排汚泥を発酵分解、資源循環施設が完成
1020人・意東地区 4月より本格運転へ
沖縄県宜野座村●惣慶地区集排 処理施設の切替改築を計画中
市町村合併(21年3月23日)●栃木県真岡市
■最新プロジェクト紹介
茨城県茨城町●逆川地区(19年度採択)
京都府亀岡市●川東U地区(19年度採択)
佐賀県白石町●須古地区(19年度採択)
■資料/統計
全国のし尿処理施設稼動状況一覧〈環境省まとめ〉
第3回:東京都〜岐阜県 平成18年度現在