No.762(08.10.07)
■巻頭企画 データ検証
農業集落排水事業 平成20年度施設整備実施状況
全国128施設の計画人口・処理方式と施工スケジュール【本誌調べ】
本誌データによると、20年度現在で農業集落排水処理施設の建設工事が進められている箇所は、全国41道府県の128地区。県別では茨城、埼玉、秋田、福島などで多く見られる。19年度以前に着工済みの施設は78地区で、残り50地区が今年度の新規着工予定箇所。処理方式別にみると、大部分がJARUS型の採用を決めており、特にXIVG型を中心とするXIV型系が84地区と圧倒的。小規模地区向けのFRP製施設は、今のところ12地区で整備される見通しだ。
■データ・ファイル
全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況
第3回:北陸・東海・近畿ブロック(新潟〜和歌山)の全419市町村
前号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共・特環公共下水道、農業・漁業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する。今回は北陸4県の82市町村、東海3県の132市町村、近畿6府県の205市町村、合計419市町村が対象。
■中央省庁/関連団体
資源循環センター●9月1日、総括技術顧問に南部明弘氏が就任
農水省●20年度集排技術効率化調査 委託先を公募
農水など3省●統一的な経済比較 下水道の建設費など修正
浄化槽の日●10月1日、第22回全国浄化槽大会を開催
諸基準等全国検討委●集排処理施設構造設計参考書など改訂版発刊
■列島トピックス
北海道足寄町●下水道区域外で個人設置型浄化槽整備に着手
新潟県阿賀野市●分田地区集排 公共下水道接続型に計画変更
滋賀県守山市●小浜地区集排 処理施設の機能強化を検討中
SHORT NEWS FILE
岩手県北上市/宮城県栗原市/秋田県湯沢市
茨城県結城市/岡山県瀬戸内市
■バイオマス
日本有機資源協会●11月26・27日、「第9回国内視察研修」開催
日本有機資源協会●第7回「バイオマスタウンサロン」開催要領
農水省●ソフトセル技術確立事業 実施地区を再公募
農水省●バイオマスタウン構想 第29回公表で4件
■資料/統計
農業集落排水 施設概況と維持管理費〈総務省まとめ〉
第3回(最終回):岡山県〜沖縄県の全237事業 18年度現在