No.756(08.07.15)

 

■巻頭企画 Close Up

全国2例目のPFI集排、豊福南部地区で具体化【熊本県宇城市】

早期供用・コスト削減狙う 実施方針を公表、21年4月始動めざす

農業集落排水事業の分野では全国でも2例目となるPFI手法の導入手続きが、熊本県宇城市の豊福南部地区(19年度採択、計画人口2100人)で始まっている。19年度に行った実施可能性調査での成果を踏まえ、6月に実施方針を策定・公表しており、8月から事業者の募集・選定作業を本格化する。年明けには優先交渉権者を決定、3月に実施主体のSPCと本契約を結び、21年度当初から事業をスタートする計画だ。

■データ・ファイル

農業集落排水事業 全採択地区の施工実績一覧

◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆

第10回:中国四国ブロック@(鳥取〜岡山)【本誌調べ】

本誌独自調査のデータに基づく、農業集落排水事業採択地区の施工実績特集の第10回目。今回は中国四国農政局管内9県のうち、鳥取・島根・岡山3県の全採択地区(計468地区)について、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度と主要施工業者名、供用開始(予定)年度などを、事業完了箇所も含め一覧で紹介する。

■中央省庁/関連団体

全国集排推進協議会●3日、第19回通常総会 事業計画など議決

■列島トピックス

茨城県小美玉市●市主体の浄化槽整備 今後17年で510基
長野県●都道府県構想 20〜22年度で見直し作業
石川県小松市●原地区集排 防食など処理施設改修を今年度
山口県下関市●真空式採用の集排3地区で機能強化に着手
SHORT NEWS FILE
秋田県八峰町/栃木県小山市/新潟県村上市
岡山県吉備中央町/佐賀県小城市

■バイオマス

農水省●ソフトセルロース技術確立事業 実施地区を決定
資源循環センター●ソフトセルロース技術確立事業でモデル地区発表会
資源循環センター●稲わらからのエタノール生産で見学会開催へ
農水省●4町村のバイオマスタウン構想を新規公表
日本有機資源協会●2日、全国バイオマスタウンサミットを開催

■資料/統計

浄化槽関係2交付金 市町村別20年度当初内示状況〈環境省〉
第4回(最終回):徳島県〜鹿児島県・他府省分 今年度基本額・交付額など
農業集落排水事業の経営指標と概況〈総務省まとめ〉
第2回:栃木県〜長野県の全242事業 18年度現在

 

 

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