No.753(08.06.03)
■巻頭企画 Close Up
農業集落排水 水洗化率78.1%、使用料回収率35.1%
総務省「平成18年度 下水道事業経営指標・使用料の概要」より
農業集落排水施設の処理区域内に住む100人のうち、実際に水洗便所を設置し汚水処理を行っている人口は78人。汚水1m3あたりの使用料として136円を徴収し、388円をかけて処理している−。こんな集排事業経営の平均像が、総務省自治財政局地域企業経営企画室が先ごろ取りまとめた「平成18年度 下水道事業経営指標・下水道使用料の概要」により明らかになった。同資料の中から農業集落排水事業に関するデータ・記述を抜粋し、以下に概要を紹介する。
■データ・ファイル
農業集落排水事業 全採択地区の施工実績一覧
◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
第8回:近畿ブロック@(滋賀〜大阪)【本誌調べ】
本誌独自調査のデータに基づく、農業集落排水事業採択地区の施工実績特集の第8回目。今回は近畿ブロック6府県のうち、滋賀・京都・大阪の3府県の全採択地区(計321地区)について、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度と主要施工業者名、供用開始(予定)年度などを、事業完了箇所も含め一覧で紹介する。
■中央省庁/関連団体
総務省●18年度汚水衛生処理率 全国平均76.2%に
環境省●浄化槽関係2事業 20年度新規着手市町村
土壌浄化法連絡協議会●5月21日、関係者集め第9回全国大会を開催
全国環整連●浄化槽の下水道接続免除へ、法改正に意欲■列島トピックス
岩手県八幡平市●野駄地区集排 処理施設劣化診断を今年度
三重県紀宝町●全国9例目・浄化槽PFI事業を今年度開始
滋賀県日野町●佐久良・奥之池地区集排の機能強化に着手
SHORT NEWS FILE
宮城県大崎市/福島県喜多方市/神奈川県平塚市/熊本県土地連■バイオマス
資源循環センター●20年度バイオマス塾 5月19日に開講式挙行
資源循環センター●5月20〜23日 バイオマス中央研修会を開催
資源循環センター●平成20年度版『バイオマス事業便覧』を発刊
農水省●バイオマスタウン構想 第25回公表で5件■資料/統計
地域資源循環技術センター 平成20年度執行体制
浄化槽関係2交付金 市町村別20年度当初内示状況〈環境省〉
第1回:青森県〜群馬県 今年度基本額・交付額、21年度以降基本額など