No.740(07.11.20)

■巻頭企画 Close Up

小規模向け新方式開発へ、予備調査が本格化【資源循環センター】

低コストFRP製「Lc型」 メーカー4社の提案技術を候補に

地域資源循環技術センターは今年度、より低コストなFRP製汚水処理施設「JARUS−Lc型(仮称)」の開発調査を行っている。現在、メーカー4社からの提案技術を対象に、現地調査に基づく処理性能や維持管理性の確認などを進めており、今年度末までに1技術に絞り込む予定。来年度にはこの候補技術をベースとした新処理方式の実証プラント製作や実証試験に取りかかり、22年度を目標に大臣認定取得、実施設への適用を開始したい考えだ。

■データ・ファイル

全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況

第5回(最終回):九州・沖縄ブロック(福岡〜沖縄)の全294市町村

前号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共・特環公共下水道、農業集落排水、漁業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する(平成19年度新規着手箇所を含む)。連載最終回の今回は、九州・沖縄ブロック8県(福岡〜沖縄)の計294市町村が対象。

■中央省庁/関連団体

資源循環センター●汚泥量調整機構 MEAとの共同開発を解消
資源循環センター●11月29・30日、計画設計士講習会を開催
総務省●小規模集合排水処理事業の19年度実施箇所
環境省●八郎湖の湖沼法指定へ、改正案示し意見募集

■列島トピックス

兵庫県篠山市●下水・集排等汚泥の集約処理・資源化を計画
鳥取県日野町●黒坂地区集排施設に汚泥分解消滅装置を導入
島根県浜田市●岡見地区集排 既存コミプラ活用し経費節減
SHORT NEWS FILE
秋田県大仙市/茨城県常陸大宮市/千葉市/香川県東かがわ市

■最新プロジェクト

群馬県太田市●前小屋地区(18年度採択)
新潟県村上市●上海府地区(18年度採択)
徳島県那賀町●川切地区(18年度採択)

■バイオマス

日本有機資源協会など●30日、「シンポジウムin越後湯沢」を初開催
資源循環センター●1月25日、高知市で第4回ブロック研修会

■資料/統計

全国市町村別水洗化状況・施設別内訳〈環境省まとめ〉
第5回(最終回):徳島県〜沖縄県 平成17年度現在

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