No.736(07.09.25)

■巻頭企画 Close Up

バイオマス関係予算 20年度概算要求のポイント【農水省】

バイオ燃料関連さらに強化 草本系原料の変換技術確立など着手

農水省の平成20年度バイオマス関係予算概算要求によると、「国産バイオ燃料の大幅な生産拡大」に向けた取り組みが引き続き最重点のテーマに掲げられており、今年度スタートした地域利用モデル実証事業を本格化するとともに、新たにソフトセルロース系原料の燃料化技術の確立事業を5年がかりで実施。また、バイオマスタウン形成促進支援調査事業の中でも、農村地域に適したバイオ燃料システムの実証調査に乗り出すこととしており、さまざまな角度からバイオ燃料の導入拡大をめざした施策が展開される。

■データ・ファイル

全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況

第2回:関東ブロック(茨城〜静岡)の全462市町村

前号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共・特環公共下水道、農業・漁業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する(平成19年度新規着手箇所を含む)。今回は関東ブロック10都県の462市町村について掲載。

■中央省庁/関連団体

林野庁●林業集落排水事業 19年度新規着手は1地区

■列島トピックス

宮城県登米市●大泉地区の集排計画 20年度事業化めざす
群馬県富岡市●5ヵ年で600基、浄化槽市町村整備に着手
三重県伊賀市●既設集排3地区 処理施設の機器改修を実施
鳥取市●山湯山など集排4地区で非常通報装置設置へ
SHORT NEWS FILE
秋田県大館市/岐阜県土岐市/三重県亀山市
島根県出雲市/島根県雲南市/佐賀県唐津市

■バイオマス

三井造船●JA全農のバイオエタノール製造設備を受注
資源循環センター●平成20年度「バイオマス塾生」の募集開始
資源循環センター●10月29日、秋田市で第2回ブロック研修会
日本有機資源協会●第1回利活用総合講座 カリキュラムを決定

■資料/統計

全国市町村別水洗化状況・施設別内訳〈環境省まとめ〉
第2回:秋田県〜神奈川県 平成17年度現在

■Front Line

地域資源循環技術センター 佐藤 進 集落排水部総括研究員(開発班担当)

 

 

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