No.720(07.02.13)
■巻頭企画 Close Up
19年度バイオマス関係予算に326億円を確保【農水省】
前年度比36%増 バイオ燃料関連に総額109億円を新規計上
農水省の平成19年度バイオマス関係予算は対前年度比35.8%増の325億6100万円。注目を集める「国産バイオ燃料の利用促進」には109億円が新規計上され、新たな総合戦略のもとで初めて編成された予算に、その実現に向けた国を挙げての積極姿勢が明確に反映された。バイオマスタウンの構築など地域における取り組みを総合的に支援する「地域バイオマス利活用交付金」には総額143億円が確保されている。
■データ・ファイル
農業集落排水事業 全採択地区の施工実績一覧
◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
第4回:関東ブロックA(千葉〜静岡)【本誌調べ】
本誌独自調査のデータに基づく、農業集落排水事業採択地区の施工実績特集の第4回目。今回は関東ブロック10都県のうち、千葉県以南の6都県の全採択地区(計444地区)について、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度と主要施工業者名、供用開始(予定)年度などを、事業完了箇所も含め一覧で紹介する。
■中央省庁/関連団体
地域資源循環技術センター●18年度第6回技術サロン 3月20日に開催
地域資源循環技術センター●地震検討委員会 25日、第2回会合を開催
国交省●19年度下水道総事業費 2%減の2.11兆円に
■ 列島トピックス
埼玉県加須市●大越地区集排のPFI事業 SPCと契約締結
千葉市●遠隔監視を活用、集排6施設の高度処理化へ
石川県小松市●16番目集排・江指地区 来年度採択申請中
奈良県天理市●市最後の集排計画、19年度新規着手を要望
市町村合併(平成19年2月13日)●埼玉県熊谷市
SHORT NEWS FILE
茨城県境町/山梨県北杜市/福井県勝山市/三重県名張市
■バイオマス
農水省●バイオマスタウン構想 第17回公表で5件
日本有機資源協会●31日、有機性資源グリーンフォーラム開催
日本有機資源協会●第41回バイオマスサロン開催要領
■資料/統計
全国の特環公共下水道処理場概要一覧〈本誌調べ〉
第1回:北海道〜神奈川 処理方式・能力、主要施工業者など
■Front Line
地域資源循環技術センター 岡庭良安 資源循環部上席研究員(バイオマス班担当)