No.711(06.10.10)

■巻頭企画 Close Up

大分県日田市メタン発酵施設で視察会開催【資源循環センター】

家畜糞尿・生ごみ・集排汚泥を集め発電 電力の施設内自給めざす

地域資源循環技術センターは9月27日、大分県日田市の「日田市バイオマス資源化センター」でバイオマス先進地視察会を開催した。この施設は今年4月に稼動開始したばかりであり、豚糞尿、生ごみ、集排汚泥を集約してメタン発酵を行い、バイオガス発電のほか、堆肥化と液肥化にも取り組んでいる。視察会のもようと、市の取り組みや今後の課題などをまとめた。

■データ・ファイル

全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況

第5回(最終回):九州・沖縄ブロック(福岡〜沖縄)の全301市町村

前号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共・特環公共下水道、農業・漁業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する(平成18年度新規着手箇所を含む)。連載最終回の今回は、九州・沖縄ブロック8県(福岡〜沖縄)の計301市町村が対象。

■中央省庁/関連団体

農水省●むらづくり交付金制度への移行箇所は86地区
浄化槽の日●10月2日、第20回全国浄化槽大会を開催

■列島トピックス

福島県喜多方市●市内13番目の集排・早稲谷に今年度着手
茨城県桜川市●市最後の集排・西飯岡の20年度着手へ準備
埼玉県鳩山町●町主体の浄化槽整備 19年度事業化めざす
山口県長門市●油谷中央地区集排 汚泥乾燥設備を設置へ
市町村合併(平成18年10月1日)●群馬県高崎市/福岡県八女市
SHORT NEWS FILE
福島県喜多方市/岐阜県下呂市/島根県松江市/高知県土佐市

■最新プロジェクト

宮城県栗原市●高橋地区(17年度採択)
茨城県那珂市●鴻巣地区(17年度採択)
山口市●川西2期地区(17年度採択)

■バイオマス

日本有機資源協会●31名参加、18年度人材育成事業がスタート
農水省●バイオマスタウン構想 第15回公表で4件

■資料/統計

全国市町村別水洗化状況・施設別内訳〈環境省まとめ〉
第3回:群馬県〜新潟県 平成16年度現在

■Front Line

地域資源循環技術センター 佐藤 進 集落排水部総括研究員(開発班担当)

 

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