No.710(06.09.26)

■巻頭企画 Close Up

バイオマス関係予算 19年度要求総額351億円【農水省】

前年度比46%増 バイオ燃料利用のモデル整備など新たな柱に

農水省の平成19年度予算概算要求によると、バイオマス関係予算は前年度比46%増の総額351億円。19年度の新たな重点テーマとして「バイオ燃料の利用促進」を最前面に掲げており、バイオ燃料利用地域モデル整備・技術実証を中心に106億円を新規計上。一方、バイオマスタウンの構築など地域における取り組みをソフト・ハード両面から支援する従来からの交付金事業では、名称を「地域バイオマス利活用交付金」に変更の上、総額160億円を要求している。

■データ・ファイル

全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況

第4回:中国四国ブロック(鳥取〜高知)の全210市町村

前々号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共・特環公共下水道、農業・漁業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する(平成18年度新規着手箇所を含む)。今回は中国四国農政局管内9県(鳥取〜高知)の計210市町村が対象。

■中央省庁/関連団体

環境省●水・大気局 水環境保全の19年度予算要求

■列島トピックス

宮城県登米市●米川など集排4地区 今年度同時に事業開始
岐阜県揖斐川町●農業集落排水4処理施設 建設工事が本格化
宮崎県綾町●町主体の浄化槽整備 19年度事業化へ準備
SHORT NEWS FILE
静岡県磐田市/岐阜県関市/大阪府河内長野市/山口県長門市/大分県宇土市

■最新プロジェクト

宮城県登米市●上谷地地区(17年度採択)
宮城県登米市●東千貫地区(17年度採択)
埼玉県秩父市●別所・巴川地区(17年度採択)

■バイオマス

日本有機資源協会●平成18年度バイオマス利活用基礎講座を開催
日本有機資源協会●9月19日 第36回バイオマスサロンを開催
日本有機資源協会●第37回バイオマスサロン開催要領

■資料/統計

全国市町村別水洗化状況・施設別内訳〈環境省まとめ〉
第2回:宮城県〜栃木県 平成16年度現在

■Front Line

地域資源循環技術センター 柴田浩彦 集落排水部管理研究班主任研究員

 

 

 

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