No.708(06.08.29)
■巻頭企画
特別インタビュー
農林水産省大臣官房 環境政策課 資源循環室
新井 毅 室長
バイオマス輸送用燃料の利用促進、未利用バイオマスの利活用によるバイオマスタウン構築の加速化、海外諸国との連携強化などを柱に、今年3月「バイオマス・ニッポン総合戦略」の見直しが図られた。その陣頭指揮を執った農水省大臣官房環境政策課資源循環室の新井毅室長に、見直しの背景やポイント、今後の課題などを訊いた。
■データ・ファイル
全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況
第3回:東海・近畿ブロック(岐阜〜和歌山)の全341市町村
前々号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共・特環公共下水道、農業・漁業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する(平成18年度新規着手箇所を含む)。今回は東海3県の134市町村、近畿6府県の207市町村、合計341市町村が対象。
■中央省庁/関連団体
農水省●地域整備課長に元集落排水室長・仲家修一氏
水産庁●1日付け人事異動 防災漁村課長に丹羽行氏
地域資源循環技術センター●1日 地震検討委員会の今年度初会合を開催
農水省など●湖沼水質への面源負荷対策で検討会が報告書
■列島トピックス
青森県十和田市●浄化槽整備にPFI導入へ 特定事業に選定
青森県中泊町●未着手3地区 汚水整備手法の検討に着手
岩手県奥州市●PFI浄化槽整備 1日、事業予定候補者を選定
埼玉県加須市●大越地区のPFI集排 事業者募集で説明会
兵庫県丹波市●野上野地区集排 汚泥調整機構を今年度導入
市町村合併(平成18年8月1日)●山梨県笛吹市
SHORT NEWS FILE
北海道乙部町/茨城県常陸太田市/栃木県鹿沼市
三重県鈴鹿市/三重県大紀町/岡山県新見市/長崎県松浦市
■バイオマス
農水省●バイオマスタウン構想 第14回公表で4件
農水省●バイオマス利活用優良表彰 対象団体を募集
日本有機資源協会●バイオマスマーク 8月1日より本格運用開始
■資料/統計
コミュニティ・プラントの整備状況〈環境省まとめ〉
16年度現在 39都府県・194市町村の399施設の概要
■Front Line
地域資源循環技術センター 杉田秀雄 資源循環部上席研究員(水循環班担当)