No.706(06.08.01)
■巻頭企画 Close Up
18年度採択 機能強化37地区・資源循環2地区の概要
過半数は防食工事を計画、処理方式変更・能力増強は計9地区で
国庫補助を受けて既設の農業集落排水施設の改築更新を行う「機能強化対策事業」の今年度新規採択箇所は、前年度に比べ14地区減少の37地区。一方、集排汚泥などを資源化し循環利用を図るための「資源循環施設」を単体で整備する「資源循環事業」の今年度新規採択箇所は2地区(宮城県登米市、鹿児島県宇検村)が挙がっている。これら計39地区について、本誌取材に基づく最新の事業概要を紹介する。
■データ・ファイル
全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況
第2回:関東・北陸ブロック(茨城〜福井)の全555市町村
前号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共・特環公共下水道、農業・漁業集落排水、コミュニティ・プラント、浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する(平成18年度新規着手箇所を含む)。今回は関東ブロック10都県の469市町村、北陸ブロック4県の86市町村、合計555市町村について掲載。
■中央省庁/関連団体
林野庁●林業集落排水事業 18年度新規着手は1地区
福井市・天田地区 140人・40戸規模、概算事業費3億円
■列島トピックス
北海道浜中町●散布地区漁排 処理施設建設で近く初弾発注
宮城県大和町●5ヵ年で500基、浄化槽市町村整備を開始
埼玉県加須市●大越地区集排のPFI構想 特定事業に選定
1割コスト縮減可と評価、民間事業者の募集手続き開始
埼玉県蓮田市●根金・貝塚地区集排 処理施設の月内発注へ
京都府舞鶴市●MICS要望取り下げ、汚泥処理策を再検討
長崎県壱岐市●瀬戸・芦辺地区漁排 処理施設に今年度着工
SHORT NEWS FILE
岩手県紫波町/福島県会津若松市/埼玉県幸手市/岐阜県中津川市
福井県鯖江市/兵庫県丹波市/広島県尾道市/大分県佐伯市
■バイオマス
日本有機資源協会●7月25日 第34回バイオマスサロンを開催
日本有機資源協会●第35回バイオマスサロン開催要領
日本有機資源協会●バイオマス利活用基礎講座 受講者を募集中
■Front Line
地域資源循環技術センター 岡庭良安 資源循環部上席研究員(バイオマス班担当)