No.697(06.05.16)

【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】

農業集落排水事業 平成18年度新規採択箇所【農水省】

関東・北陸・東海・中四国分 17県34市町の36地区が判明

汚水整備交付金含め計51地区に 一般集排34、機能強化17

農水省が所管する農業集落排水事業の18年度新規採択地区が明らかになった。今回採択されたのは関東、北陸、東海、中国四国の4農政局分で、17県34市町の36地区(一般集排事業19、機能強化対策事業17)の名前が挙がっている。同省は、改築更新、県営事業、資源循環施設の単独整備、水質関連法の指定地域などでの事業を従来型国庫補助金で、これらに該当しない一般的な地区の事業を「むらづくり交付金」あるいは「汚水処理施設整備交付金」で措置することにしており、今回の新規採択36地区のうち、26地区が従来型補助金、10地区がむらづくり交付金により推進される。

【中央省庁/関連団体】

資源循環センター●4月28日 18年度業務実施方針説明会を開催
集排、資源循環など各部担当者が業務を説明
資源循環センター●土地改良計画指針の改訂に伴う説明会を開催
総務省●市町村決算 下水道会計繰出は1兆7931億円

【列島トピックス】

宮城県塩竈市●2番目漁排・野々島地区が今年度新規採択
宮城県大衡村●7年で100基、村主体の浄化槽整備に着手
栃木県上三川町●上三川東部地区集排 処理施設に今年度着工
沖縄県うるま市●宮城・伊計島の集排計画 事業化は当面保留
SHORT NEWS FILE
茨城県土浦市/新潟県佐渡市/石川県七尾市/石川県志賀町/熊本県菊池市

【資料/統計】

地域資源循環技術センター 平成18年度執行体制

【バイオマス】

農水省●バイオマスタウン構想 第12回公表で3件

【データ・ファイル】

浄化槽関係2交付金市町村別18年度当初内示状況

第2回:埼玉〜三重 今年度基本額・交付額、交付残高など

前号に引き続き、環境省が推進する浄化槽設置事業に充てられる「汚水処理施設整備交付金」「循環型社会形成推進交付金」の18年度当初内示(3月31日付け)について、市町村別の内示状況(計画期間中の総事業費、18年度基本額・交付金交付額、19年度以降の交付残高)を一覧で紹介する。第2回目の今回は埼玉〜三重の14都県の市町村を取り上げる。

 

 

[HPに戻る]