No.695(06.04.25)
【巻頭企画】Close Up
ディスポーザー利用研究会 実証実験を完了【資源循環センター】
北海道中川町など4ヵ所で実施 管路・処理施設への影響など調査
農業集落排水施設の受益者がディスポーザを設置した場合の集排施設への影響などを調査するため、地域資源循環技術センターと、ディスポーザ導入に前向きな考えを持つ会員や賛助員などで発足した「ディスポーザー利用研究会」は、4市町の集排施設で独自に進めてきたディスポーザ実証実験(14〜17年度)をこのほど完了。2月10日の第5回会合で調査結果が報告され、実証実験の成果がすべて出揃った格好だ。センターでは、全4ヵ所の調査結果をCD−ROMの形でまとめて会員に配布しており、ディスポーザ導入を検討する際の参考として利用してもらう考えだ。
【中央省庁/関連団体】
環境省●17年度末の生活排水対策重点地域指定状況
42都府県の209市町村・350地域で指定
環境省●浄化槽関係2交付金 平成18年度当初内示
循環型社会形成107.6億円、汚水処理施設整備52.6億円
【列島トピックス】
青森県東通村●3番目漁排・小田野沢地区が今年度新規採択
山形県大蔵村●集排計画は廃止、村設置型浄化槽事業で対応
大阪府富田林市●PFI方式浄化槽整備 今年度予定100基
島根県雲南市●農排2地区 処理施設建設工事に今年度から
SHORT NEWS FILE
青森県十和田市/岩手県大船渡市/広島市/愛媛県今治市
【最新プロジェクト】
秋田県大仙市●峰吉川地区(17年度採択)
群馬県富士見村●白川東地区(17年度採択)
三重県玉城町●三郷・昼田地区(17年度採択)
【データ・ファイル】
農業集落排水事業平成17年度末施設整備進捗状況
後編:西日本ブロック(岐阜〜沖縄)の297地区【本誌調べ】
前号に引き続き、平成17年度時点で事業実施中と見込まれる全国の農業集落排水施設整備実施地区の今年3月末現在の整備進捗状況と整備スケジュールを、本誌独自調査に基づいて一覧で紹介する。後編の今回は西日本ブロック(岐阜〜沖縄)で進められている全297地区が対象。同地域ではすでに73地区が17年度末までに供用開始済みとなっており、17年度事業をもって68地区が、さらに18年度には59地区が整備を完了する見通しだ。