No.692(06.04.04)

【巻頭企画】Close Up

土地改良事業計画指針 集排施設分野の改正点【農水省】

近年の技術進展を反映 地域の実情に合った計画策定などに配慮

農水省は4月1日付けで、先ごろ改訂作業を終えた『土地改良事業計画指針 -農村環境整備-』の適用を開始した。農業集落排水施設については、放流目標水質に努力規定を盛り込んだほか、管路施設や生物膜法採用の処理施設の改築更新手法に関する留意点、計画策定時に必要となる汚水原単位などの数値、定住人口の算定方法、管路設計における限界設計条件などを明記。汚水処理分野における近年の技術開発の動きを反映するとともに、事業主体が地域の実情に合った計画を策定できるよう配慮されている。

【中央省庁/関連団体】

政府●一般会計総額79.7兆円、18年度予算が成立
環境省●1 日、改正・湖沼水質保全特別措置法が施行
資源循環センター●24日、地域資源循環技術研究報告会を開催

【列島トピックス】

群馬県太田市●下田中地区集排 処理方式をXIVG型に変更
埼玉県深谷市●かしあい地区集排 汚泥肥料の配布を本格化
静岡県伊豆市●佐野・雲金地区集排 処理施設改修工を完了
福岡県柳川市●公共主体の浄化槽整備 PFI導入を視野に
市町村合併(平成18年3月31日・4月1日)●北海道大空町など13件
SHORT NEWS FILE
青森県田野畑村/秋田県/埼玉県江南町/山梨県北杜市/新潟県新発田市

【バイオマス】

日本有機資源協会●第9回総会 18年度事業計画・予算など決定
大分県日田市●メタン発酵発電施設 1日、本格稼動開始

【データ・ファイル】

漁業集落排水事業全採択地区の施工実績一覧【本誌調べ】

◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
後編:西日本ブロック(京都〜沖縄)

前号に引き続き、全国で着手済みの漁業集落排水事業実施箇所について、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度・主要施工業者名、供用開始(予定)年度などの施工実績データを、本誌独自調査に基づき一覧で紹介する。後編の今回は西日本ブロック(京都〜沖縄)の258地区が対象。

【Pick-Up TALK】

地域資源循環技術センター・元杉昭男専務理事

 

 

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