No.691(06.03.28)

【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】

農業集落排水施設 16年度末現在の整備状況【総務省まとめ】

汚水処理人口は前年度比5.2%増の330万人 伸び率はやや上向きに

総務省がこのほどまとめた平成16年度末現在の各種汚水処理施設の整備状況によると、農業集落排水施設の排水区域内人口は全国で335万8470人となっており、このうち実際に汚水処理が行われている人口(汚水整備人口)は330万0002人に達していることが明らかになった。前年度(313万5995人)に比べ5.2%増と、前年度まで顕著だった伸び率の鈍化傾向が一段落し、その勢いをやや回復した格好だ。16年度末現在の汚水整備人口や水洗化人口などを紹介するとともに、これらの最近5年間の推移などをまとめた。

【中央省庁/関連団体】

農水省●新「土地改良事業計画指針」 4月1日から適用へ
農業集落排水施設の放流目標水質に努力規定など明記

【列島トピックス】

青森県平内町●清水川地区の大型漁排 管路整備に一部着手
秋田県由利本荘市●松ヶ崎第2の集排計画 調査設計を来年度
埼玉県久喜市●北青柳地区集排 能力増強に膜分離方式採用
長野県箕輪町●供用中集排・南小河内 処理施設改修を完了
佐賀県上峰町●前牟田地区集排 処理方式切替工事など着手
市町村合併(平成18年3月26日・27日)●福岡県飯塚市など20件

【最新プロジェクト】

福島県平田村●永田地区(17年度採択)
新潟県新発田市●福島地区(17年度採択)
岐阜県揖斐川町●徳積・長瀬地区(17年度採択)

【資料/統計】

都道府県別「汚泥肥料等」登録銘柄一覧〈農水省〉
第2回:群馬県〜岐阜県(平成18年2月27日現在)

【データ・ファイル】

漁業集落排水事業全採択地区の施工実績一覧【本誌調べ】

◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
前編:東日本ブロック(北海道〜三重)

本誌集計によると、これまで水産庁所管の「漁業集落環境整備事業」「漁港漁村総合整備事業」「漁村づくり総合整備事業」の中で整備に取り組まれた漁業集落排水施設は、施工中・計画中箇所も含め全国36都道府県の431地区(漁村ライフリフォームを除く)。このうち今回は東日本ブロック(北海道〜三重)の173地区について、設計業務着手年度、管路および処理施設工事の着手(予定)年度と主要施工業者名、供用開始(予定)年度など施工実績に関する最新データを、事業完了箇所も含め一覧で掲載する。

 

 

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