No.685(06.02.14)
【巻頭企画】Close Up
下水道繰出金に係る新制度を18年度から適用【総務省】
市町村費の公費負担割合を見直し 汚水公費分の新設も
総務省は、下水道施設の建設に係る市町村費について、雨水整備分として見なす公費の割合を引き下げるとともに、下水道使用料での回収を原則としてきた汚水整備分の一部に公費を充てることなどを織り込んだ、新たな地方財政措置を18年度から適用することを決めた。雨水に係る整備よりも汚水整備を優先して実施している実態を考慮したもの。現在は各事業とも一律に、市町村費の7割が雨水整備に投資されることを前提としてここに公費を充てているが、新制度では、集落排水事業の場合、雨水資本費として1割、汚水資本費として6割の合計7割という公費割合に整理されている。
【中央省庁/関連団体】
資源循環センター●1月31日 地震検討委員会を新潟県長岡市で開催
【列島トピックス】
岩手県前沢町●町主体の浄化槽設置事業 18年度スタート
福島県喜多方市●早稲谷地区集排 18年度新規採択を要望
福島県白河市●白河北部地区集排 18年度事業着手めざす
福岡県前原市●5番目集排・長糸地区 18年度新規着手へ
市町村合併(平成18年2月11日・13日)●兵庫県洲本市など5件
SHORT NEWS FILE
三重県菰野町/兵庫県神戸市/鳥取県琴浦町/島根県浜田市/広島県呉市
【業界動向】
アムコン●ソラピーの実績堅調 農集排分野で実績5件
【バイオマス】
日本有機資源協会●1月30日 第28回バイオマスサロンを開催
農水省●家畜排泄物法 99.9%の畜産農家が対応済み
【データ・ファイル】
農業集落排水事業全採択地区の施工実績一覧【本誌調べ】
◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
第8回:近畿ブロック@(滋賀〜大阪)