No.683(06.01.31)

【巻頭企画】

汚泥分解処理システム 集排施設に本格導入へ【長野県東御市】

まず田沢地区で今年度着手 処理後の「活性水」は液肥などに

微生物の力で汚泥を徹底的に分解・減量化し、処理後に残った水は肥料や発酵促進剤、消臭剤などに活用できるという、新しいタイプの汚泥処理プラントの建設工事が長野県東御市の農業集落排水・田沢地区で進められている。今年度採択された機能強化対策により、全国でも初めて集排事業の国庫補助を受けて実施されているもので、市では今後、発生汚泥の減量化と「副産物」の有効活用を同時に実現できる新手法を、すべての集排処理施設に導入していく方針だ。

【中央省庁/関連団体】

農水省●人事異動 農村振興局長に山田修路氏が就任
資源循環センター●27日 JARUS-FM型設計指針の販売開始
環境省●循環型社会形成交付金 13団体を追加採択

【列島トピックス】

秋田県北秋田市●16番目集排・道城地区 18年度着手目標
福島県北塩原村●金山地区集排 土壌トレンチでNP対策へ
福島県泉崎村●最後の集排計画は屠胴原地区、600人規模
石川県珠洲市●浄化槽市町村整備に着手 5ヵ年で400基
沖縄県石垣市●大浜・磯辺地区集排 来年度新規採択を要望
SHORT NEWS FILE
新潟県新発田市/岐阜県揖斐川町/愛知県吉良町/三重県津市/兵庫県

【最新プロジェクト】

千葉県成東町●大富地区(17年度採択)
新潟県村上市●門前・鋳物師地区(17年度採択)
熊本県山鹿市●椿井地区(17年度採択)

【バイオマス】

農水省など●アジア諸国が連携、国際フォーラムを初開催
19・20日 協議会設立に向け準備委員会設置

【データ・ファイル】

農業集落排水事業全採択地区の施工実績一覧【本誌調べ】

◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
第6回:北陸ブロック(石川〜福井)

 

 

 

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