No.670(05.10.25)

【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】

供用中集排24地区を対象に「指定管理者」公募【兵庫県神戸市】

全国初の事例 6団体が名乗り、市都市整備公社を候補に選定

兵庫県神戸市は、市内ですでに供用中の農業集落排水24地区の維持管理業務について、全国でも初めて公募による「指定管理者制度」の導入を進めている。今年7月から進めてきた公募手続きでは、6団体から応募登録の申し込みがあったが、この中からこのほど、財団法人神戸市都市整備公社を候補者に選定。今後、市会での審議・議決、協定の締結を経て、来年4月から同公社を指定管理者とする管理運営がスタートする。指定期間は21年度末までの4年間。この間、水質管理や補修などの維持管理業務をはじめ使用料の徴収業務に至るまで、全面的に指定管理者が遂行することになる。

【中央省庁/関連団体】

環境省●循環型社会形成交付金 62団体を追加採択

【列島トピックス】

秋田県山本町●2番目集排・下岩川地区 来年度採択を要望
長野県高森町●牛牧地区集排 処理施設増設に来年度着手へ
石川県七尾市●白深地区集排 処理施設の防食工事など計画
滋賀県甲賀市●朝宮地区集排 来年度着手めざし調査に着手
山口県宇部市●小野地区を対象 市設置型浄化槽事業を開始
市町村合併(平成17年10月24日)●兵庫県三木市
SHORT NEWS FILE
宮城県石巻市/山形県酒田市/福島県塙町/静岡県磐田市/和歌山県みなべ町

【最新プロジェクト】

岐阜県中津川市●阿木地区(一般:16年度採択)
鳥取県伯耆町●大滝地区〈大滝・栃原処理区〉(一般:17年度採択)
鳥取県伯耆町●大滝地区〈籠原処理区〉(一般:17年度採択)

【資料/統計】

特許出願公開・公告案件〈日本特許情報機構〉

【データ・ファイル】

全国市町村の浄化槽による汚水処理人口・普及率

第1回:北海道・東北ブロックの554市町村【平成16年度末現在】

環境省では毎年、全国市町村の浄化槽による汚水処理人口を調査するとともに、行政人口に基づく浄化槽普及率を算出している。これら市町村別の浄化槽汚水処理人口・普及率の最新数値を、今号より数回に分けて紹介する。第1回目の今回は、都道府県別の整備概況をまとめるとともに、まず、北海道・東北ブロック554市町村の整備状況について紹介する。

 

 

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