No.669(05.10.18)

【巻頭企画】Close Up

集排施設機能強化実証事業に本格着手【資源循環センター】

実証調査は今年度12地区で 地震対策は委員会設置し検討

処理方式の切り替えなどを伴う集排施設の改築更新を効率的・効果的に行う手法の確立や、地震で被災した場合の支援体制の検証などを行うため、農水省が今年度創設した「農業集落排水施設機能強化実証事業」。地域資源循環技術センターが実施主体となり、これらの取り組みが本格的に動き出した。処理方式の変更を伴う改築更新実証調査では、すでに17年度対象箇所として12地区が決定。一方、地震対策検討については、関係者などで構成する「地震検討委員会」を設置、今月4日に初会合を開催した。

【中央省庁/関連団体】

農水省●農村振興局整備部地域整備課の執行体制

【列島トピックス】

青森県鶴田町●5番目集排・水元地区 18年度採択を申請
栃木県真岡市●集排・飯貝地区 処理施設の改築工事を計画
千葉県佐倉市●坂戸地区集排 処理施設防食工など来年度に
石川県加賀市●10番目集排・勅使地区 来年度着手めざす
徳島県山城町●浄化槽市町村整備事業 PFI方式で推進へ
今後9年で750基 SPC設立しスタート
市町村合併(平成17年10月11日)●北海道釧路市など10件
SHORT NEWS FILE
群馬県高山村/埼玉県岡部町/埼玉県小川町/鳥取市/岡山県赤磐市

【最新プロジェクト】

青森県十和田市●藤島地区(一般:17年度採択)
富山市●熊野地区(一般:17年度採択)
山口県下関市●角島尾山地区(一般:17年度採択)

【バイオマス】

農水省●バイオマスタウン構想 第5回発表で4件
農水省●アグリビジネス創出フェア 約5000人が来場

【データ・ファイル】

全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況

第8回(最終回):九州・沖縄ブロック(福岡〜沖縄)の全391市町村

第666号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共下水道、特定環境保全公共下水道、農業集落排水、漁業集落排水、コミュニティ・プラント、合併処理浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する。連載最終回の今回は、九州・沖縄ブロック8県の合計391市町村が対象。

 

 

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