No.665(05.09.20)
【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】
実験受託事業 初の受託案件が決定【資源循環センター】
今月12日から5日間 汚泥濃縮装置「DABシステム」の効果を確認
地域資源循環技術センターが今年度に立ち上げた「農業集落排水施設関連技術に関する実験受託業務」の、初の受託案件がこのほど決定、茨城県美浦村の「美浦実験研修センター」で、今月12〜16日の5日間にわたり実験が行われた。(株)マツボーの汚泥濃縮・脱水装置「DABシステム」について、その効果などを確認したもので、同村の舟子地区農業集落排水処理施設に同システムを取り付け、実際に発生する汚水・汚泥を使用した実験となった。同業務については、2番目の受託案件がすでに決定しているほか、さらに4件が候補に挙がっているなど、上々な滑り出しと言えそうだ。
【中央省庁/関連団体】
資源循環センター●遠隔監視による高度処理事業 検討委を開催
国交省●一級河川の水質現況 88%が環境基準満たす
【列島トピックス】
宮城県加美町●旧2町の集排計画を廃止、個別処理に見直し
京都府加悦町●町最後の集排・温江地区 来年度着手めざす
高知県北川村●野友地区集排 事業を中止、代替案検討へ
熊本県南小国町●中湯田地区集排 18年度採択めざし調査へ
市町村合併(平成17年9月20日)●
岩手県一関市/秋田県仙北市/静岡県川根本町
SHORT NEWS FILE
岩手県北上市/宮城県大郷町/千葉県睦沢町/静岡県磐田市/大分県中津市
【最新プロジェクト】
岩手県北上市●下門岡地区(一般:17年度採択)
宮城県田尻町●田尻第2地区(一般:16年度採択)
愛媛県西予市●多田地区(一般:16年度採択)
【資料/統計】
コミュニティ・プラントの整備状況〈環境省まとめ〉
14年度現在 42都道府県・218市町村の400施設の概要
【データ・ファイル】
全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況
第6回:近畿ブロック(滋賀〜和歌山)の全259市町村
前号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共下水道、特定環境保全公共下水道、農業集落排水、漁業集落排水、コミュニティ・プラント、合併処理浄化槽)の実施状況(平成17年度新規着手箇所を含む)を一覧で紹介する。今回は近畿農政局管内6府県(滋賀〜和歌山)の計259市町村が対象。