No.656(05.07.12)

【巻頭企画】Close Up

17年度採択 機能強化51地区・資源循環2地区の概要【後編】

西日本:機能強化22、資源循環2 4地区で処理方式変更を検討

前号に引き続き、今年度新たに採択された「機能強化対策事業」(既設集排施設の改築更新)と「資源循環事業」(汚泥などの循環利用を図る資源循環施設の単体整備)の概要を紹介する。後編の今回は、西日本ブロック(愛知県?沖縄県)の24地区が対象。機能強化では、東日本同様、処理施設の防食工や設備類の更新・改良が中心となるほか、処理方式自体の変更が4地区、管路関係の改修も8地区で予定されている。一方、資源循環事業の新規採択を受けているのは、鹿児島県和泊町・知名町と広島県安芸高田市。

【中央省庁/関連団体】

環境省●循環型社会形成交付金 120団体を追加採択
資源循環センター●コンクリート防食 耐久性試験報告書を発売

【列島トピックス】

岩手県久慈市●7番目漁排・小袖漁港地区が今年度新規採択
新潟県刈羽村●被災集排施設 真空システム採用し管路復旧
東城地区 原形復旧以外で初の国庫補助適用
三重県伊賀市●市内23番目・神戸地区集排 来年度着手へ
鹿児島県●公共主体の浄化槽整備促進へ、県費補助創設
市町村合併(平成17年7月7日)●愛知県清須市
SHORT NEWS FILE
福島県白河市/茨城県美野里町/千葉市/長野市/滋賀県日野町

【資料/統計】

農業集落排水事業の経営指標の概況〈総務省まとめ〉
第3回:新潟県〜長野県の全252事業 16年度現在

【データ・ファイル】

農業集落排水事業
17年度処理施設施工箇所一覧
【本誌調べ】

◆継続・新規全施設の工事受注状況・施工計画など◆

後編:西日本ブロック(岐阜県〜沖縄県)の全112施設

前号に引き続き、平成17年度に処理施設の建設工事が実施される見込みの農業集落排水事業地区について、計画概要(計画人口、処理方式)や施工スケジュール(着工年度、完成年度)などを都道府県別に紹介する。後編の今回は岐阜県以南の西日本ブロック(全112施設)が対象。

【Pick-Up TALK】

地域資源循環技術センター・元杉昭男専務理事

 

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