No.653(05.06.21)
【巻頭企画】Close Up
農業集落排水 水洗化率75.6%、使用料回収率26.5%
総務省「15年度 下水道事業経営指標・使用料の概要」より
農業集落排水施設の処理区域内に住む100人のうち、実際に水洗便所を設置し汚水処理を行っている人口は76人。汚水1m3あたりの使用料として131円を徴収し、495円をかけて処理している。こんな集排事業経営の平均像が、総務省自治財政局地域企業経営企画室が先ごろ取りまとめた「平成15年度 下水道事業経営指標・下水道使用料の概要」により明らかになった。
【中央省庁/関連団体】
環境省●コミプラなど2事業の17年度事業実施箇所
継続のみ、コミプラ6・汚泥再生センター16ヵ所で推進
環境省●循環型社会形成推進交付金 17年度採択箇所
全6地域・17団体、うち13団体で浄化槽整備
漁村水環境研究会●10日、通常総会開催 今年度事業など承認
【列島トピックス】
岩手県江刺市●7地区目集排・柳川 18年度事業化めざす
埼玉県玉川村●村主体の浄化槽整備 全村対象に今年度着手
福井市●酒生西部集排 処理施設設備など今年度着工
島根県松江市●15番目漁排・福浦地区が17年度新規採択
市町村合併(平成17年6月20日)●秋田県大館市
SHORT NEWS FILE
群馬県長野原町/埼玉県蓮田市/静岡県藤枝市/岐阜県飛騨市/愛知県岡崎市
【最新プロジェクト】
秋田県由利本荘市●平根地区(一般:16年度採択)
新潟県阿賀野市●大室地区(一般:16年度採択)
群馬県長野原町●小菅地区(一般:16年度採択)
【バイオマス】
日本有機資源協会●17年度事業計画 有機資源利用促進へ9事業
農水省●バイオマスタウン構想 第3回公表で4件
【データ・ファイル】
浄化槽設置整備事業
市町村別17年度当初内示状況
後編:環境省分(滋賀〜鹿児島)・他府省分 設置基数・国庫補助額内訳
前号に引き続き、環境省が進める浄化槽設置整備事業(個人設置型)の平成17年度当初内示(3月25日付け)について、全国市町村別の内示状況一覧を紹介する。後編の今回は、環境本省分のうち残る滋賀?鹿児島の22府県のほか、国土交通省・北海道分、内閣府沖縄振興局分の市町村を取り上げる。