No.636(05.02.15)
【巻頭企画】Close Up
汚泥肥料等の普通肥料登録 1337銘柄に拡大【農水省】
肥取法改正後4年強で3.7倍に 汚泥発酵肥料が759と大半
平成12年10月1日に施行された改正肥料取締法により、下水道・農業集落排水汚泥などを原料とする「汚泥肥料等」は、「普通肥料」として国への事前登録を行うことが求められるようになったが、その登録件数は現在、当初の約4倍近い1337銘柄に達していることが本誌集計により明らかになった。一定水準の品質確保が要求される普通肥料への移行という管理体制強化は、有効性・安全性を明確にすることで利用促進につなげたいとする自治体や企業・団体の意向とも相俟って、比較的順調に浸透しているようだ。
【中央省庁/関連団体】
環境省●湖沼環境保全制度のあり方、中環審が答申
【列島トピックス】
宮城県米山町●10番目集排・東千貫地区の来年度採択要望
宮城県一迫町●3ヵ所目集排・高橋地区 来年度着手めざす
茨城県岩井市●集排計画3番目、寺久三村地区の地元準備中
島根県邑南町●集排2地区 上澄水排出装置の交換など計画
市町村合併(平成17年2月11日〜14日)●
青森県つがる市/千葉県鴨川市/滋賀県東近江市/熊本県阿蘇市
熊本県山都町/群馬県沼田市/山梨県上野原市/岐阜県中津川市
山口県下関市/熊本県南阿蘇村/三重県大紀町/滋賀県米原市
SHORT NEWS FILE
宮城県一迫町/新潟県中条町/長野市/愛知県岡崎市/沖縄県与那国町
【バイオマス】
登米地方環境衛生事務組合(宮城)●
炭化施設建設に向け、17年度に事前調査へ
環境・農水両省の共同事業で 18年度着手目標
日本有機資源協会●第17回バイオマスサロン開催要綱
【データ・ファイル】
農業集落排水事業全採択地区の施工実績一覧【本誌調べ】
◆管路・処理施設の施工状況・主要施工業者など◆
第5回:北陸ブロック(新潟〜富山)