No.617(04.09.28)
【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】
新技術情報シリーズの刊行をスタート【資源循環センター】
第1弾は管路技術2件 低コスト化に係る新技術の普及促進へ
農業集落排水事業に関する低コスト化技術の普及拡大をめざす「新技術情報整備事業」を15年度に立ち上げた社団法人地域資源循環技術センターは、初の対象技術となった管路関係技術2件(急傾斜排水管路システム、アーバンノーディッグ工法)について、導入時の留意点などをコンパクトに収録した技術資料をこのほど刊行した。同事業の対象技術については今後も、同様の解説書「新技術情報シリーズ」として刊行し、集排施設の諸基準などで扱われていない新技術の普及促進に積極的に取り組む構えだ。
【中央省庁/関連団体】
環境省●浄化槽普及人口1030万人 前年度比3.7%増
普及率は8.1%に向上 15年度末調査結果
【列島トピックス】
群馬県明和町●町初の集排・中地区 調査設計に今年度着手
長野県中川村●集排4施設を対象 脱水車が今年度本格稼動
島根県旭町●重富地区の集排計画 18年度事業化へ調査
山口市●脱水車を今年度購入 市南部の集排2地区で
名田島を拠点に 脱水後、民間委託で堆肥化
熊本県天水町●3地区目集排・尾田川左岸の来年度着手へ準備
市町村合併(16年9月21日)●愛媛県東温市
SHORT NEWS FILE
北海道枝幸町/埼玉県騎西町/岐阜県丹生川村/山口県美東町/山口県平生町
【最新プロジェクト紹介】
埼玉県騎西町●根古屋牛重地区(一般:16年度採択)
石川県志賀町●大笹地区(一般:16年度採択)
岐阜県丹生川村●旗鉾地区(一般:16年度採択)
【資料/統計】
林業集落排水など3事業の14年度末整備状況〈総務省まとめ〉
林業集落排水施設/簡易排水施設/小規模集合排水処理施設
【データ・ファイル】
全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況
第5回:近畿ブロック(滋賀〜和歌山)の全315市町村
前号に引き続き、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共下水道、特定環境保全公共下水道、農業集落排水、漁業集落排水、コミュニティ・プラント、合併処理浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する。今回は近畿農政局管内6府県の合計315市町村が対象。