No.609(04.07.27)

【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】

汚泥量調整機構2方式 研究報告書・要約版まとむ【資源循環センター】

ミル破砕・高温微生物 技術専門委で検討後、10月以降に適用開始へ

集排汚泥の発生量を調整する汚泥量調整機構の実用化に向け、民間企業11社と8方式の技術について共同研究開発を進めている社団法人地域資源循環技術センターは、すでに実証試験を終えた6方式のうち2方式(ミル破砕、高温微生物)の共同研究報告書(要約版)をこのほど取りまとめた。今後は、学識経験者などで構成される専門委員会で全方式共通の技術資料をまとめるほか、ミル破砕方式と高温微生物方式については、9月までに各方式ごとの技術資料を作成し、10月以降の実施設への適用開始を図る構えだ。

【中央省庁/関連団体】

農水省●バイオマス利活用優良表彰 応募団体を公表
資源循環センター●12日、書籍『集落排水Q&A』の販売開始

【列島トピックス】

青森県鶴田町●未着手集排は水元地区のみ、4000人規模
山形県大蔵村●赤松・烏川の集排計画 着手は20年度以降
福井県大野市●15番目集排・坂谷中部の来年度着手めざす
岐阜県揖斐川町●揖斐川右岸地区集排 調査設計に今年度から
三重県青山町●全750基の高度浄化槽、町主体で整備着手
島根県西郷町●加茂地区漁排 臭気の原因調査・対策に着手
鹿児島県笠利町●集落排水整備 未着手は佐仁など7地区
SHORT NEWS FILE
栃木県那須町/福井県越廼村/三重県亀山市
和歌山県御坊市/和歌山県川辺町/島根県斐川町

【最新プロジェクト紹介】

福井県大野市●富田南部地区(一般:15年度採択)
兵庫県神戸市●中山・野瀬地区(一般:15年度採択)
長崎県小長井町●田原地区(一般:15年度採択)

【資料/統計】

農業集落排水事業の経営指標の概要〈総務省まとめ〉
第6回(最終回):福岡県〜沖縄県の全179事業 (14年度現在)

【データ・ファイル】

農業集落排水事業平成15年度末整備進捗状況

第1回:北海道・東北ブロック【平成16年3月現在・本誌調べ】

平成15年度までに事業採択された全国の農業集落排水事業について、今年3月現在の整備進捗状況が本誌調査によりこのほどまとまった。全事業採択地区のうち、15年度現在で事業実施中と思われる箇所(16年度新規採択地区を除く)の進捗状況と今後のスケジュールを一覧で紹介する。連載第1回目の今号は北海道・東北ブロック7道県の187地区が対象。

 

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