No.605(04.06.29)
【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】
漁村水環境研究会 18日、第14回通常総会を開催
16年度事業計画・予算など決定 新会長に山田康夫氏を選任
水処理プラントメーカーや設計コンサルタントなどが集まり、漁村における水環境の改善と向上に必要な技術の研究・開発、漁業集落排水施設の普及活動などを展開する「漁村水環境研究会」は18日、都内で第14回通常総会を開催し、今年度事業の本格的なスタートを切った。当日は15年度事業報告および決算報告を審議・了承するとともに、16年度の事業計画と収支予算を決定するとともに、今年3月に逝去した橋本礒会長に代わり、新たに山田康夫氏を選任した。
【中央省庁/関連団体】
集排協●維持管理システム研究会 22日に第3回総会開催
集排協●XIVG・GP型 性能評価書を17日に正式取得
早ければ8月末にも国交大臣認定の取得へ
農水省●農村振興局 局長に川村秀三郎氏が就任へ
日本有機資源協会●16年度事業計画 継続事業中心に活動を展開
【列島トピックス】
青森県名川町●最後の集合処理区域・剣吉地区は集排で対応
岩手県紫波町●浄化槽整備 PFI導入に向け今年度調査実施
約1000世帯を対象に 18年度着手目標
茨城県美和村●村主体で高度浄化槽設置 8ヵ年で280基
富山市●新保西地区集排 今年度単年で処理施設建設
福井市●農業集落排水2地区 処理施設に今年度着工
大分県●構想を見直し、農業集落排水計画を大幅縮小
SHORT NEWS FILE
山形県酒田市/福島県山都町/埼玉県熊谷市/長野県豊科町/兵庫県加西市
【最新プロジェクト紹介】
山形県酒田市●中平田南地区(一般:15年度採択)
茨城県八千代町●川西南部地区(一般:15年度採択)
島根県津和野町●和田地区(一般:15年度採択)
【資料/統計】
特許出願公開・公告案件〈日本特許情報機構〉
【データ・ファイル】
全国市町村の合併浄化槽整備人口・整備率
第4回:東海・近畿ブロックの653市町村【平成14年度末現在】
前号に引き続き、全国市町村の合併処理浄化槽による整備人口とその事業別内訳(公共設置型事業、個人設置型事業など)、行政人口から割り出した整備率を紹介する。連載4回目の今回は東海(静岡含む)・近畿の10府県、計653市町村の整備状況を掲載。