No.600(04.05.25)
【巻頭企画】Close Up
農業集落排水 水洗化率73.7%、使用料回収率26.7%
総務省「14年度 下水道事業経営指標・使用料の概要」より
農業集落排水処理区域内に住む100人のうち、実際に水洗便所を設置し汚水処理を行っている人口は74人。汚水1m3あたりの使用料として130円を徴収し、488円をかけて処理している。こんな集排事業経営の平均像が、総務省自治財政局地域企業経営企画室が先ごろ取りまとめた「平成14年度 下水道事業経営指標・下水道使用料の概要」により明らかになった。
【中央省庁/関連団体】
環境省●15年度末の生活排水対策重点地域指定状況
【列島トピックス】
北海道壮瞥町●浄化槽市町村整備にPFI導入の可能性検討
設置予定は約300基 6月中にも方針決定
群馬県大間々町●福岡西・神梅地区集排 17年度着手が目標
鳥取県国府町●上地地区集排 処理施設工事など今年度発注
鳥取県岸本町●遠藤地区集排 処理施設建設に今年度から
佐賀県鎮西町●5番目漁排・松島漁港地区が今年度新規採択
佐賀県福富町●大福と上区の集排計画 個別処理に切り替え
SHORT NEWS FILE
茨城県下館市/三重県安濃町/大分県日田市/鹿児島県名瀬市
【最新プロジェクト紹介】
愛知県十四山村●十四山西部地区(一般:15年度採択)
島根県旭町●あさひ東部地区〈市木処理区〉(一般:16年度採択)
島根県旭町●あさひ東部地区〈都川処理区〉(一般:16年度採択)
【業界動向】
土壌浄化法事業推進連合会●19日に設立総会 民間企業32社で活動開始
【資料/統計】
農水省・集排協 農業集落排水事業の16年度執行体制
【データ・ファイル】
浄化槽設置整備事業
市町村別16年度当初内示状況
後編:環境本省分A(滋賀〜鹿児島)・他府省分 設置基数・国庫補助額内訳
前号に引き続き、環境省が進める浄化槽設置整備事業(個人設置型)の平成16年度当初内示について、全国市町村別の内示状況一覧を紹介する。後編の今回は、環境本省分のうち残る滋賀〜鹿児島の22府県のほか、国土交通省(北海道、離島、奄美)、内閣府沖縄振興局分の市町村を取り上げる。