No.593(04.03.30)

【巻頭企画】特別レポート

機能強化対策事業 近年の動向と今後の方向性

集排協 処理方式変更など視野に改築更新案の提案も

平成14年度末までに3900地区で事業完了を迎えた集排事業。供用地区は年々増加し、単独工種化以前の施設の中には、処理施設の耐用年数を経過したものもみられる。機能強化対策事業は、供用後7年以上の施設を対象要件の1つとしているが、今後は、集排事業の最盛期に整備した施設がこの要件を満たすため、改築更新の実施地区は急速に増加していく気配だ。機能強化の近年の動向や集排協の今後の取り組みなどを紹介する。

【中央省庁/関連団体】

農水省●バイオマス協議会 50自治体が参加に名乗り
環境省●総量規制 簡易なNP計測方法を新たに追加
環境省●湖沼法公布20年を機に、今後の方向性検討

【列島トピックス】

埼玉県本庄市●滝瀬・堀田地区集排の整備に16年度から
埼玉県深谷市●大寄東部地区集排 16年度新規採択を申請
埼玉県騎西町●根古屋牛重地区集排 来年度新規採択を要望
鳥取県●汚水整備担当 「環境政策課水環境室」に
沖縄県東村●初の集排・慶佐次地区 16年度着手めざす
市町村合併(16年3月31日・4月1日)●
熊本県上天草市/長野県東御市/静岡県御前崎市
静岡県伊豆市/新潟県阿賀野市/京都府京丹後市
SHORT NEWS FILE
秋田県鹿角市/神奈川県平塚市/富山県氷見市
岐阜県恵那市/京都府久美浜町

【最新プロジェクト紹介】

栃木県鹿沼市●菊沢西地区(一般:15年度採択)
島根県三隅町●河内地区(一般:15年度採択)
鹿児島県名瀬市●大川地区(一般:15年度採択)

【業界動向】

鶴見製作所●マンホールポンプ向け技術に国の審査証明

【データ・ファイル】

全国市町村の農業集落排水整備人口・整備率【平成14年度末現在】
第5回:近畿ブロックの全323市町村

前号に引き続き、全国市町村の農業集落排水による整備人口、整備率を紹介する。連載5回目の今回は、近畿ブロック6県(滋賀〜和歌山)の323市町村の整備状況について掲載する。

 

 

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