No.585(04.02.03)
【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】
1月27日 PFI実施マニュアル検討委員会を発足【集排協】
同日に初会合 集排事業の現状、類似事業での導入例など説明
農業集落排水事業におけるPFI(民間資金などを活用した社会資本整備)の導入を推進するため、農水省はこのほど、社団法人日本農業集落排水協会に「PFI実施マニュアル」を作成を委託。これを受けて協会では、学識経験者らで構成される「農業集落排水施設整備におけるPFI実施マニュアル検討委員会」を発足し、1月27日に協会内会議室で初会合を開催した。初会合のもようと委員会の今後のスケジュールを紹介する。
【中央省庁/関連団体】
農水省●農業集落排水事業 16年度事業費は1244億円
前年度比21%減 国費と同様、大幅マイナス
集排協●低コスト技術研究会 1月26日に第2回会合
事例集の作成に向け、土地連関係者と検討
【列島トピックス】
茨城県日立市●市主体の浄化槽整備 中里地区で今年度着手
埼玉県東秩父村●全村を個別処理 村設置型事業に今年度着手
石川県小松市●軽海地区集排 処理施設の防食工などを計画
石川県能登島町●浄化槽市町村整備に着手、年度内完了めざす
福井市●11番目集排・岡保東部の来年度採択を要望
福井県武生市●坂口地区の集排計画を廃止、浄化槽で対応を
兵庫県西脇市●水尾地区集排 機能強化の来年度採択を要望
佐賀県武雄市●川内地区集排 16年度事業化に向け調査中
SHORT NEWS FILE
秋田県大館市/茨城県阿見町/埼玉県蓮田市/山口県周南市/高知県吾川村
【最新プロジェクト紹介】
茨城県阿見町●福田地区(一般:15年度採択)
岐阜県土岐市●柿野地区(一般:15年度採択)
岡山県長船町●美和・牛文地区(一般:15年度採択)
【資料/統計】
特許出願公開・公告案件〈日本特許情報機構〉
【データ・ファイル】
総量規制対象地域内の農業集落排水処理施設一覧【本誌調べ】
第3回:瀬戸内海〜近畿5府県の全298施設
前号に引き続き、水質総量規制の対象地域における農業集落排水処理施設の立地状況を、本誌集計に基づき一覧で掲載する。今回は瀬戸内海の総量規制に関わる13府県のうち近畿ブロック5府県の集排処理施設を紹介。これら5府県の総量規制対象地域内には53の集排事業着手済み市町村があり、未供用・未着工も含め298の集排処理施設が対象地域内に立地している。