No.571(03.10.21)
【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】
10日、新・土地改良長期計画が閣議決定〈農水省〉
農集排普及率52%まで引き上げなど、整備目標を明示
平成15〜19年度の5年間を計画期間とする、新たな「土地改良長期計画」が10日に閣議決定されたことを受け、農水省は同日、同計画を明らかにした。汚水整備については、関連3省(農水・環境・国交)との連携により、14年度現在で76%に達している汚水処理人口普及率を5年間で86%まで引き上げることが明記されており、このうち農業集落排水の処理人口普及率(14年度現在39%)を52%まで向上させることが示されている。また、循環型社会の構築に向けた取り組みとして、農業集落排水施設から発生する汚泥のリサイクル率を45%(14年度実績)から55%まで引き上げることも盛り込まれた。
【中央省庁/関連団体】
環境省●10日、新・廃棄物処理施設整備計画を公表
浄化槽普及率 19年度末までに11%へ
国交省●10日、社会資本整備の新長期計画が閣議決定
下水道普及率 19年度末までに72%達成など
土壌法連絡協議会●10月9〜11日 福島で第4回技術研修会開催
【列島トピックス】
岩手県松尾村●北寄木地区集排 16年度新規採択を要望
長野県●汚水整備・管理のあり方で検討委が中間報告
構想見直し、支出抑制、行政一元化など要請
新潟県小千谷市●上片貝地区集排 来年度着手をめざし調査中
福井県高浜町●6番目集排・山中地区 16年度着手へ準備
島根県美保関町●2番目集排・菅浦地区 来年度採択を要望中
愛媛県日吉村●2ヵ所目集排・川口地区の来年度着手へ準備
佐賀県北波多村●志気地区集排 汚泥改質機を設置し稼動開始
J-1型をベースに、腐食活性汚泥法で運転を
SHORT NEWS FILE
青森県浪岡町/福島県只見町/茨城県旭村
埼玉県宮代町/岐阜県本巣町/鳥取県河原町
【最新プロジェクト紹介】
山形県大石田町●駒籠地区(一般:15年度採択)
長野県三水村●赤塩中央地区(一般:15年度採択)
岐阜県本巣町●神海地区(一般:15年度採択)
【業界動向】
管路管理業協会●下水道管路施設維持管理展 仙台市内で開催
【資料/統計】
「廃棄物処理施設整備計画」全文〈環境省〉
【コーヒーブレイク】