No.562(03.08.19)
【巻頭企画】Close Up
15年度採択・機能強化対策事業95地区の概要【前編】
防食工や機器新設・更新が中心、東海はNP測定器55基設置
国庫補助を受けて既設の農業集落排水施設の改築更新を行う「機能強化対策事業」として今年度、95地区(むらづくり総合整備事業3地区を含む)が新たに事業採択を得ている。これは平成11年度の37地区をはるかに上回る過去最多の数字。集排事業全体(一般、資源循環、機能強化)の採択地区数(218地区)の4割以上を占める状況となっている。これら機能強化対策の採択地区・全95地区ついて、本号から2回に分けて事業概要を紹介する。前編の今回は東北から東海ブロックにかけての52地区が対象。
【中央省庁/関連団体】
国交省●下水道部 曽小川部長が勇退、後任に谷戸氏
【列島トピックス】
福井県●新汚水整備構想 11.8万人を各種集排で
岐阜県関市●2000人・千疋地区コミプラに今年度着手
島根県吉田村●唯一の集排・吉田町地区 来年度採択を要望
山口県大畠町●殿畑地区集排の16年度着手めざし調査中
香川県香南町●丸岡原地区の集排計画、個別処理に切り替え
愛媛県伊予市●2番目集排・唐川地区 17年度着手が目標
大分県●年度内完了めざし「全県域構想」改訂に着手
SHORT NEWS FILE
福島県西郷村/茨城県大洗町/岐阜県美濃加茂市
岐阜県七宗町/佐賀県玄海町
【最新プロジェクト紹介】
岩手県北上市●黒岩地区(一般:15年度採択)
宮城県南方町●大袋地区(一般:14年度採択)
三重県菰野町●田口新田地区(一般:14年度採択)
【データ・ファイル】
全国市町村の汚水処理施設整備事業実施状況
第6回:近畿ブロック(滋賀〜和歌山)の全323市町村
近畿ブロック6府県の計323市町村を対象に、市町村別の各種汚水処理施設整備事業(公共下水道、特定環境保全公共下水道、農業集落排水、漁業集落排水、コミュニティ・プラント、合併処理浄化槽)の実施状況を一覧で紹介する。
【コーヒー・ブレイク】