No.546(03.04.15)

【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】

農業集落排水施設 13年度末現在の整備状況【総務省まとめ】

汚水処理実施は前年度比11.3%増の278万人、長野がトップ・20万人

総務省はこのほど、平成13年度末現在の各種汚水処理施設の整備状況をまとめた。それによると、農業集落排水施設の排水区域内人口は全国で289万7298人となっており、このうち実際に汚水処理が行われている人口(汚水整備人口)は278万1224人に達していることが明らかになった。近年のめざましい事業規模の拡大を反映して、前年度(249万8197人)に比べ11.3%増と、高い伸びを示している。都道府県別では、長野県がトップで20万1192人。ここでは、13年度末現在の汚水整備人口や水洗化人口などを紹介するとともに、これらの最近5年間の推移、13年度末現在の都道府県別の普及率などをまとめた。

【中央省庁/関連団体】

環境省●浄化槽関係2事業 15年度新規箇所明らかに

【列島トピックス】

北海道留寿都村●三ノ原地区集排 処理施設建設に今年度着手
栃木県●市町村主体の合併浄化槽整備に助成制度新設
群馬県甘楽町●未整備箇所・白倉地区の汚水整備は農集排で
群馬県東村(吾妻郡)●村西部の集排整備、17年度採択を目標に準備
静岡県富士川町●中野台地区コミプラ 増設工事に今年度着手
新潟県●集排汚泥利用調査 露地での施用試験に移行
兵庫県香寺町●北恒屋地区集排 処理施設建設に今年度から
広島県豊浜町●2290人規模、豊島地区の漁排整備に着手
SHORT NEWS FILE
福島県新鶴村/栃木県河内町/群馬県
石川県/島根県桜江町

【最新プロジェクト紹介】

新潟県津南町●寺石地区(一般:14年度採択)

【データ・ファイル】

農業集落排水事業平成14年度末整備進捗状況

第4回(最終回):四国・九州・沖縄ブロック 【平成15年3月現在】本誌調べ

平成14年度までに事業採択された全国の農業集落排水整備実施地区のうち、14年度時点で事業実施中と見込まれる地区の今年3月末現在の整備進捗状況と今後のスケジュールを、本誌独自調査に基づき一覧で紹介する。連載最終回の今号は四国・九州・沖縄ブロック、計12県の167地区が掲載対象。

【コーヒーブレイク】

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