No.540(03.03.04)
【巻頭企画】Close Up
農水省 むらづくり総合整備事業の概要
集排整備も可能に 事業費は市町村の裁量により配分
新たに創設された「むらづくり総合整備事業」は、総合整備事業推進室が所管する2つの統合補助事業と、農業集落排水事業を一体的に実施でき、事業費の配分方法を、従来の各都道府県の裁量によるものから市町村の裁量によるものに切り替えるなど、地域住民が主体となった地域づくりを積極的に支援していこうとする、同省の姿勢が窺える事業。事業の概要および事業採択までのプロセスなどを紹介する
【中央省庁/関連団体】
農水省●新土地改良長期計画の中間取りまとめを公表
【列島トピックス】
茨城県友部町●町内の集排計画は全5地区、うち未着手2
茨城県真壁町●谷貝北地区集排 コンポスト施設の導入へ
千葉市●農業集落排水整備に15年度8.7億円計上
岐阜県真正町●真正地区集排 高度処理水の再利用を計画中
三重県鈴鹿市●東庄内地区集排の15年度着手めざし調査中
京都府伊根町●中心部の整備手法 下水道と漁排を比較検討
広島市●集排施設整備費 15年度予算に10億円
鹿児島県名瀬市●6番目集排・大川地区の整備に15年度から
SHORT NEWS FILE
岩手県盛岡市/茨城県桂村/千葉県芝山町
山梨県長坂町/兵庫県神戸市
【資料/統計】
新たな土地改良長期計画の策定のあり方について【農水省】
【データ・ファイル】
農業集落排水事業採択人口に基づく整備状況集計-本誌調べ-
第2回:着手済み全市町村の採択人口・整備率一覧(東日本地域)
前号の巻頭記事では、着手済みの集排事業の採択人口に基づいて、全国レベルでの整備状況集計結果や各種ランキングを紹介したが、本欄ではその集計作業に用いた基礎データを一括して掲載。集排整備に着手している全1548市町村のうち東日本ブロックの770市町村について、現況行政人口、採択済み人口合計と、これをもとに「集排整備率」を算出して紹介する。