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【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】
漁村水環境研究会 15日、第11回通常総会開催
諏訪啓会長代行の退任に伴い、新たに平野孝夫氏を選任
漁村における水環境の改善と向上に必要な技術の研究・開発、漁業集落排水施設の普及活動などを行っている漁村水環境研究会は15日、都内で第11回通常総会を開催した。総会には、来賓として水産庁漁港漁場整備部防災漁村課の粂知文課長をはじめ、財団法人漁港漁村建設技術研究所の三橋宏次理事長らが出席。12年度事業報告や今年度事業計画の審議が行われたほか、役員の選任などが行われた。総会のもようを報じるとともに、本誌初登場となる同研究会の組織構成、活動内容などを紹介する。
【中央省庁/関連団体】
環境省●生活排水対策関係2事業の13年度実施箇所
汚濁水路浄化施設整備事業は4ヵ所で実施
【列島トピックス】
北海道訓子府町●集排汚泥の脱水ケーキ 夏メドに肥料登録
青森県天間林村●2地区目集排・四ヶ村の14年度事業着手へ
宮城県南方町●3ヵ所目集排・大袋地区の来年度着手へ調査
福島県須賀川市●古戸地区集排 計画規模拡大案を比較検討中
長野県上松町●集排計画は全16地区 事業化時期を検討中
石川県能都町●2番目集排・瑞穂地区の15年度着手へ準備
香川県志度町●2番目漁排・小田浦 基本設計に今年度着手
愛媛県美川村●全村を個別処理 合併浄化槽の設置助成開始
SHORT NEWS FILE
北海道初山別村/北海道穂別町/岩手県一迫町/福島県矢吹町/佐賀県有明町
【最新プロジェクト紹介】
埼玉県鳩山町●大橋・泉井地区(集排:12年度採択)
石川県中島町●河内地区(集排:12年度採択)
三重県菰野町●田口地区(集排:12年度採択)
【資料/統計】
合併処理浄化槽整備関連の新要綱〈環境省〉
第1回:合併処理浄化槽設置整備事業実施要綱
【データ・ファイル】
全国の農業集落排水事業採択地区 計画概要総覧-本誌調べ-
第9回:近畿ブロック(2)(兵庫〜和歌山)の全採択地区
【清流雑感】
【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】
農業集落排水事業
14年度予算概算要求の基本方針
循環型社会構築、コスト縮減による効率化など3テーマを柱に検討
農水省集落排水室は農業集落排水事業の平成14年度予算概算要求において、「循環型社会への転換」「コスト縮減による効率的実施」「地方の自主性の発揮」という3つのテーマを大きな柱として、例年を上回る多様な制度拡充要望を掲げる方向で最終調整に入っている。コンポスト化施設などを単体で整備できる新たな事業区分を設けるほか、コスト縮減に関しては、合併処理浄化槽との一体的整備を具体化するための支援策なども盛り込まれる見通しだ。本誌取材により明らかになった14年度制度要望の概要を紹介する。
【中央省庁/関連団体】
総務省●農業集落排水施設 11年度現在の整備状況
現在排水人口、汚水処理実施は221万人
前年比16.1%増、長野がトップ・16万人
農水省●農業振興地域の指定のない全国市町村の状況
【列島トピックス】
青森県野辺地町●合併浄化槽設置助成に着手 当面は年50基
岩手県水沢市●5ヵ所目集排・二渡地区の14年度事業化へ
宮城県南郷町●第5地区の集排計画は浄化槽設置助成で対応
群馬県大間々町●福岡西地区集排 15年度事業化へ地元協議
新潟県新井市●今年度新規集排・水上地区は下水道に接続
広島県布野村●10ヵ年で220基、特定地域処理事業に着手
佐賀市●2番目集排・蓮池の14年度着手へ調査開始
【最新プロジェクト紹介】
福島県古殿町●田口地区(集排:12年度採択)
長野県豊田村●豊田地区(集排:12年度採択)
佐賀県上峰町●三上地区(緊急:12年度採択)
【資料/統計】
合併処理浄化槽設置整備事業 平成12年度当初内示〈環境省〉
後編:環境本省分(2)(滋賀〜鹿児島)/他府省分(北海道・沖縄・離島・奄美)
特許出願公開・公告案件〈日本特許情報機構〉
【データ・ファイル】
全国の農業集落排水事業採択地区 計画概要総覧-本誌調べ-
第8回:近畿ブロック(1)(滋賀〜大阪)の全採択地区
【コーヒーブレイク】
【巻頭企画】
日本農業集落排水協会
新旧トップが語った 抱負と感慨
谷山 重孝 前理事長 黒澤 正敬 新理事長
日本農業集落排水協会・谷山重孝理事長の勇退を受け、後任として黒澤正敬氏が6月1日付けで新理事長に就任した。協会の舵取り役として今後の活躍が期待される黒澤氏と、5年4ヵ月の長期にわたり重責を果たした谷山氏を訪ね、黒澤氏には汚水整備やリサイクルなどについての考え方を、谷山氏には在任期間を振り返っていただくとともに今後の活動などをお訊きした。
【中央省庁/関連団体】
総務省●漁業集落排水施設 11年度末現在の整備状況
現在排水人口 汚水処理実施は8万1199人
環境省●12年度末の生活排水対策重点地域指定状況
【列島トピックス】
青森県東通村●3200人の大型漁排・白糠地区に今年度着手
岩手県浄法寺町●特定地域処理事業に着手、初年度30基整備
秋田県東成瀬村●村全域を対象、特定地域処理事業をスタート
千葉県大網白里町●集排整備計画、コンサル委託で今年度見直し
新潟県●集排汚泥の農地還元促進へ、指針策定に着手
鳥取県大山町●集排2地区の14年度同時着手へ調査実施
宮崎県須木村●浄化槽設置助成 村独自制度を今年度創設
鹿児島県川内市●唐浜地区漁排 運転コスト軽減へ計画再検討
SHORT NEWS FILE
岩手県水沢市/新潟県関川村/兵庫県津名町/山口県平生町/福岡県朝倉町
【最新プロジェクト紹介】
秋田県立川町●松肝地区(集排:13年度採択)
【資料/統計】
合併処理浄化槽設置整備事業 平成13年度当初内示〈環境省〉
前編:環境本省分(1)(青森〜三重)
【データ・ファイル】
全国の農業集落排水事業採択地区計画概要総覧-本誌調べ-
第7回:東海ブロック(岐阜〜三重)の全採択地区
【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】
集排協 5月25日、「平成13年度通常総会」を開催
新理事長に黒澤正敬氏 谷山氏は協会特別顧問に就任予定
日本農業集落排水協会は5月25日、都内で平成13年度通常総会を開催した。総会では、12年度事業報告や今年度事業計画について審議が行われたほか、5月末での谷山理事長の勇退も伝えられ、新理事長として黒澤正敬氏が選出された。総会のもようを報じるとともに、今年度事業計画の中から特に注目される業務についてまとめた。
【中央省庁/関連団体】
農水省●農集排整備計画策定マニュアルの改訂を完了
3省合意における施設の耐用年数など反映
諸基準等検討委員会●積算指針・設計指針の改訂など実務者に解説
5月29日、説明会を開催 約180名が聴講
集排協●農地還元に関する冊子「ドロコロジー2」配布
農水省・全土連●集排事業担当者講習会、実務者研修会を開催
林野庁●林業集落排水事業 13年度新規着手は4地区
土壌浄化法連絡協議会●5月24〜25日、第2回全国大会を開催
環整連●5月25日、「平成13年度定時総会」を開催
【列島トピックス】
北海道中川町●佐久地区の集排計画見直し 年度内に結論を
群馬県千代田町●上五箇・上中森地区コミプラを今年度事業化
群馬県宮城村●合併浄化槽設置助成をスタート、全773基
埼玉県西秩父衛生組合●特定地域処理事業に着手 3町村計4415基
千葉市●集排計画を見直し、全13地区・9930人に
兵庫県緑町●長田地区集排 管路・処理施設に今年度着工
和歌山県田辺市●芳養地区漁排が始動、管路工事を来年度から
佐賀県有明町●コンサル委託で汚水整備計画を今年度見直し
SHORT NEWS FILE
埼玉県花園町/新潟県朝日村/岐阜県高山市/愛知県一宮町/宮崎県佐土原町
【最新プロジェクト紹介】
福島県山都町●宮古地区(集排:12年度採択)
岐阜県谷汲村●神原地区(集排:12年度採択)
鳥取県智頭町●南因地区(集排:12年度採択)
【業界動向】
ノリタケ●汚泥焼却灰30%混合、セラミック管を開発
【データ・ファイル】
全国の農業集落排水事業採択地区 計画概要総覧-本誌調べ-
第6回:北陸ブロック(2)(石川〜福井)の全採択地区
【巻頭企画】−特別インタビュー
水産庁 漁港漁場整備部
長野 章 部長水産庁が推進する漁業集落環境整備事業の対象となる約5000の漁業集落の汚水整備率は現在、25.4%に過ぎず、このうち漁業集落排水事業による整備は13.2%と約半分にとどまっている。今後は漁村全体の整備率向上と同時に、いかに漁排の割合を高めるかが課題となるだろう。今年1月、中央省庁再編に伴う水産庁の機構改革で誕生した「漁港漁場整備部」の部長に就任した長野章氏に、これからの漁村の環境整備と、その中で実施する漁業集落排水施設整備についてお訊きした。
【中央省庁/関連団体】
環境省●浄化槽の補助制度拡充で実施要綱を一部改正
運用における留意点と合わせ都道府県に通知
【列島トピックス】
秋田県●県構想を改定 総額7866億円を今後投入
集排計画は大幅な統廃合で処理区数を半減
長野県阿智村●未着手集排計画・伍和西は個別処理に見直し
福井県敦賀市●今年度新規・立石地区漁排は来年度管路着工
愛知県佐織町●町内3番目のコミプラ、諸桑地区に整備着手
兵庫県篠山市●2100人・古市地区のコミプラ整備を開始
徳島県脇町●別所浜地区集排 処理施設用地取得を今年度
長崎県西海町●集排計画見直し、残る9地区は浄化槽で対応
SHORT NEWS FILE
茨城県緒川村/長野県山ノ内町/静岡県大東町/三重県亀山市/奈良県天川村/鳥取県智頭町
【最新プロジェクト紹介】
秋田県上小阿仁村●羽立地区(集排:12年度採択)
富山市●新保西地区(集排:12年度採択)
愛知県渥美町●小山中地区(集排:12年度採択)
【データ・ファイル】
全国の農業集落排水事業採択地区 計画概要総覧-本誌調べ-
第5回:北陸ブロック(1)(新潟〜富山)の全採択地区
【清流雑感】
第1回◎安全な水〈谷山重孝〉
【巻頭企画】−検証レポート−
汚泥脱水車の普及状況
複数の汚水処理施設を巡回して発生汚泥の処理を行う移動式汚泥脱水車。すでに農業集落排水事業や下水道事業の国庫補助対象に位置づけられるとともに、以前から各所での採用事例を断片的に小耳に挟むものの、全国的な普及の実態は今ひとつ把握できていないのが実状だ。脱水機メーカーやプラントメーカーなどの民間企業、市町村に取材を行い、現在の導入状況、今後の需要見通しや課題などについてまとめた。
【中央省庁/関連団体】
就任にあたり●環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部 田河 慶太 浄化槽対策室長
環境省●コミプラなど2事業の13年度事業実施箇所
コミプラ 26地区で整備推進、うち新規は8地区
汚泥再生処理センター 新規8ヵ所含む28ヵ所で
総務省●下水道事業債の13年度第1次枠配分を通知
【列島トピックス】
北海道清水町●町総合計画で年間10基の浄化槽設置を助成
岩手県大野村●集排計画見直し、未着手9地区は特定事業で
栃木県鹿沼市●集排構想の見直し 外部委託で今年度実施へ
群馬県太田市●コミプラ・新野脇屋に今年度着手、3800人
長野県山ノ内町●町最後の集排・須賀川地区の14年度着手へ
富山県滑川市●3番目集排・北加積地区の来年度着手へ準備
岐阜県穂積町●6350人・別府地区コミプラに今年度着手
京都府伊根町●新井地区の漁業集落環境整備に漁排事業追加
【最新プロジェクト紹介】
茨城県真壁町●谷貝北地区(集排:12年度採択)
静岡県御殿場市●清後・山之尻地区(集排:12年度採択)
新潟県柏崎市●谷根地区(集排:12年度採択)
【資料/統計】
特許出願公開・公告案件〈日本特許情報機構〉
【データ・ファイル】
全国の農業集落排水事業採択地区 計画概要総覧-本誌調べ-
第4回:関東ブロック(2)(埼玉〜静岡)の全採択地区
【巻頭企画】インタビュー
全国環境整備事業協同組合連合会
玉川 福和 副会長
全国の廃棄物処理関係協同組合で構成される全国環境整備事業協同組合連合会。その一分科会である浄化槽対策部会(部会長:玉川福和・環整連副会長)が2月、農水・環境両省の汚水整備担当者を招き、生活排水処理の効率化と、農地還元に関する要望を行った。その中心的役割を担った玉川副会長に、要望の真意や反響などを訊いた。
【中央省庁/関連団体】
就任にあたり●農水省農村振興局整備部農村整備課 東 幸毅 課長補佐(集落排水指導班担当)
総務省●パンフレット「下水道財政の課題」を送付
総務省●地域企業経営企画室課長補佐に牛島授公氏
環境省●廃・リ対策部が合同庁舎第5号館26階に移転
諸基準等検討委●農集排事業諸基準等説明会を今月29日開催
【列島トピックス】
北海道新冠町●合併浄化槽設置助成に今年度着手、全120基
秋田県合川町●西地区集排 処理方式に土壌式の採用を検討
福島県三島町●特定地域処理事業に着手、全350基を設置
栃木県二宮町●3地区目集排・東部南の14年度採択めざす
新潟県見附市●上北谷地区集排 隣接地区の汚水接続を検討
佐賀県北波多村●西谷地区の集排計画 整備手法を今年度検討
SHORT NEWS FILE
茨城県大和村/栃木県壬生町/群馬県沼田市/石川県小松市/佐賀県福富町/鹿児島県和泊町
【最新プロジェクト紹介】
福井県大野市●木本地区(集排:12年度採択)
岐阜県上宝村●長倉地区(集排:12年度採択)
高知県伊野町●加田地区(緊急:12年度採択)
【資料/統計】
農業・漁業集落排水 13年度新規採択地区の担当部局
着手市町村の事業担当セクション・所在地など〈本誌調べ〉
【データ・ファイル】
全国の農業集落排水事業採択地区計画概要総覧−本誌調べ−
第3回:関東ブロック(1)(茨城〜群馬)の全採択地区
【コーヒーブレイク】
【巻頭企画】
視察レポート 施設整備の現場から。
−兵庫県山東町の農業集落排水事業−兵庫県北東部、但馬地域の山懐に抱かれた小さな町で今、農業集落排水事業の今後の風向きを大きく変えるであろう画期的な工事が進められている。協会型膜分離活性汚泥方式の採用による全国第1号施設の建設。朝来郡山東町が山東南部地区処理施設の処理能力アップをめざし実施しているこの機能強化工事は、5月末完成、6月当初の運転開始に向けて最終段階にある。仮設膜処理ユニットの併用、既設V型施設の躯体構造物の活用など、全国の集排関係者が関心を寄せるポイントは数多い。4月中旬に当地を訪ね、現場の状況や膜処理採用に至った経緯などを取材した。
【中央省庁/関連団体】
兵庫県農集排連絡協・兵庫県土連●「農集排管理フェア2001」を11月に開催
農水など3省●汚水処理施設連携整備事業 13年度実施箇所
1市4町を新たに認定、計28市町村で推進
【列島トピックス】
北海道忠類村●忠類地区の集排汚泥 牛糞との堆肥化を計画
北海道北村●浄化槽設置に独自制度、費用の9割補助など
岐阜県清見村●14年度から集排汚泥と牛糞でコンポスト化
愛知県渥美町●7地区目集排・岬中部の14年度採択めざす
和歌山県●農業集落排水は39市町村で214地区計画
10万2701人対象に 全県域構想を改訂
鳥取県東郷町●東郷地区集排 埴見処理施設の処理方式変更
島根県美保関町●新規漁排・笠浦地区は13〜17年度で整備
熊本県東陽村●全190基・特定地域処理事業に今年度着手
【最新プロジェクト紹介】
福島県いわき市●渡辺地区(集排:12年度採択)
愛知県八開村●八開南部地区(集排:12年度採択)
岡山県総社市●新本新庄地区(集排:12年度採択)
【データ・ファイル】
全国の農業集落排水事業採択地区計画概要総覧-本誌調べ-
第2回:東北ブロック(2)の全採択地区
【巻頭企画】-Close Up−
今年度採択・機能強化30地区の概要
大半が防食や機器更新 7地区で人口増対応
国庫補助を受けて既設の農業集落排水施設の改築・更新を行う「機能強化対策事業」として今年度、30地区が新たに事業採択された。これは12年度採択実績(28地区)に比べ2地区の増加。今号では、本誌独自取材による13年度採択全30地区の事業概要を一括して紹介する。
【中央省庁/関連団体】
農水省●農村振興局農村整備課長に齋藤仁志氏が就任
集排協●協会型施設設計研修会 追加参加者を募集中
集排協●新年度人事異動 技術研究部長に瀬田文治氏
集排協●上級技術者を一般公募 5月31日まで受付
【列島トピックス】
青森県福地村●農林商工課中心に今年度、整備計画を策定
長野県箕輪町●一の宮地区集排 14年度新規事業化めざす
新潟県青海町●市振地区漁排 汚泥のセメント原料化を計画
富山県利賀村●上村地区集排 機能強化対策で処理施設新設
愛知県稲武町●合併浄化槽の維持管理に年1万円の町費補助
鹿児島県上甑村●新規採択・平良地区漁排 秋にも管路着工
SHORT NEWS FILE
北海道帯広市/青森県深浦町/岩手県北上市/宮城県古川市/新潟県六日町/愛知県飛島村
【最新プロジェクト紹介】
栃木県小山市●延島地区(集排:12年度採択)
石川県小松市●赤瀬地区(集排:12年度採択)
福井県小浜市●中名田地区(集排:12年度採択)
【資料/統計】
平成13年度の環境保全経費〈環境省〉
【データ・ファイル】
全国の農業集落排水事業採択地区 計画概要総覧-本誌調べ-
第1回:北海道・東北ブロック(1)の全採択地区
13年度新規を含む農業集落排水事業の全採択地区の計画概要を、最新の本誌所有データに基づいて一覧でまとめ、本号より連載形式で紹介する。第1回目の今回は北海道および東北ブロック3県の計383地区。
【巻頭企画】−Close Up−
漁排整備に都道府県工事制度創設
汚水整備の立ち遅れた過疎市町村に支援策水産庁は今年度、過疎地域における漁業集落排水施設整備を市町村に代わって都道府県が行える「過疎地域における漁業集落排水施設整備の都道府県工事制度」を創設した。特に脆弱な財政力や、不十分な技術力などによって集排施設整備に着手できずにいる過疎地域を支援することが大きな狙いだ。この代行制度の基本的な枠組みについてレポートする。
【中央省庁/関連団体】
環境省●合併浄化槽関係2事業の平成13年度新規箇所
設置整備 29道府県の81市町村で助成開始
特定地域処理 21市町村1組合が整備着手
【列島トピックス】
岩手県盛岡市●乙部地区集排で今年度、維持管理適正化調査
茨城県真壁町●谷貝北地区集排 汚泥処理施設の建設を計画
栃木県宇都宮市●集排構想を12年度に見直し、全12地区に
新潟県糸魚川市●初の集排・今井地区の14年度着手へ準備
島根県佐田町●汚水整備構想を見直し、集排は9地区で終了
島根県桜江町●未着手集排4地区を統合、14年度事業化へ
広島県瀬戸田町●検討チーム組織し、汚水整備構想の見直しへ
佐賀県七山村●浄化槽の維持管理 村主体での実施を検討
SHORT NEWS FILE
山形県鮭川村/栃木県葛生町/愛知県常滑市/島根県桜江町/沖縄県知念村
【業界動向】
サンベック●省エネ型汚泥乾燥装置 集排分野で営業展開
【資料/統計】
特許出願公開・公告案件〈日本特許情報機構〉
【データ・ファイル】
農業集落排水事業近年の処理施設着工状況〈第3回〉−本誌調べ−
1000人超施設は全体の4割、協会型は回分・間欠曝気が中心
本誌データに基づく過去10年間の処理施設着工状況を紹介する連載企画の最終回。処理人口規模に基づく年度別推移をみると、4〜5年度にかけて1000人超規模の処理施設の着工が急増。また、協会型処理方式採用箇所の人口規模別分類を試みると、500人以下はI型、1000人以下はIII型、1000人超はXI型と、各クラスの代表的機種が判明している。
【コーヒーブレイク】
【巻頭企画】
農業集落排水事業の平成13年度新規採択箇所
一般集排136・緊急整備10・機能強化30、
計176地区の計画概要一覧
平成13年度予算の成立を受けて、農水省は3月30日、農業集落排水事業の13年度新規採択地区を発表した。13年度は機能強化も含め全国で176地区が新たに採択されたものの、12年度(227地区)に比べ51地区もの大幅な減少という結果。本誌集計では、今年度に初めて集排事業に取り組むことになった市町村は25あり、全国3226市町村のうち1535市町村が集排事業に着手した計算となる。また、今年度新たに創設された統合補助事業の新規地区は61地区(一般集排48、緊急整備3、機能強化10)となっている。
【中央省庁/関連団体】
水産庁●漁業集落排水整備 13年度新規採択は17地区
すべて集落環境整備で 総合整備新規はゼロ
国土交通省●公共・特環公共下水道の13年度新規採択箇所
公共17・特環公共28ヵ所で新たにスタート
農水など6省庁●汚水整備関連セクションの新年度人事異動
【列島トピックス】
岩手県紫波町●畜糞・生ゴミの堆肥化に集排汚泥追加を検討
静岡県天城湯ヶ島町●下水道とのエリア調整中心に集排計画見直し
新潟県新発田市●8地区目集排・中井地区の14年度着手目標
新潟県六日町●集排計画を見直し 未実施は畦地地区のみに
富山県氷見市●布勢仏生寺地区集排 下水道接続型に変更
香川県大野原町●田野々地区集排 真空式を採用、今年度着工
SHORT NEWS FILE
栃木県真岡市/群馬県太田市/新潟県/熊本県/熊本県小国町
【最新プロジェクト紹介】
長野県中野市●倭地区(集排:12年度採択)
福井県高浜町●青郷地区(集排:12年度採択)
宮崎県西郷村●上野原小川地区(集排:12年度採択)
【データ・ファイル】
農業集落排水事業近年の処理施設着工状況〈第2回〉−本誌調べ−
大部分を占める協会型施設 浮遊生物法が急拡大の様相
前号に引き続き、本誌所有の農業集落排水事業関連データに基づく過去10年間の処理施設着工状況を紹介。今回は該当3328施設で採用された処理方式の変遷について分析を試みた。
【データ・ファイル】
農業集落排水事業
近年の処理施設着工状況〈第1回〉−本誌調べ−過去10年で計3328地区・342万人 12年度は273地区に急落
本誌が所有する農業集落排水事業関連データをもとに、過去10年間(平成3〜12年度)の処理施設着工状況をまとめてみた。この期間中に処理施設工事を開始したのは合計3328地区、計画人口で342万2956万人に達する。都道府県別では、兵庫県が264地区と突出しており、以下、長野県、新潟県などが続く。また、連載1回目の今回は、北海道から福井県にかけての東日本ブロックについて、過去5年間の着工施設の詳細(計画人口、処理方式、主要施工業者など)を都道府県順・着工年度順に一覧で紹介する。
【中央省庁/関連団体】
政府●3月26日、平成13年度予算が可決・成立
農水省など●3省汚水整備研究会 3月27日に第4回会合
連携の今後の方向性など示し、全日程終了
総務省●平成11年度汚水衛生処理率 全国計62.5%
2.3ポイント増 農業集落排水の処理人口は154.6万人
【列島トピックス】
北海道小清水町●小清水地区集排 機能強化で施設増設を計画
福島県舘岩村●未着手集排2地区 計画見直し個別処理に
長野県佐久市●最後の集排・上平尾の14年度事業化へ準備
長野県飯田市●米川・芋平地区集排 15年度着手メドに準備
奈良県西吉野村●合併浄化槽設置補助費に13年度750万円
島根県●市町村主体の浄化槽整備・管理に新支援制度
山口県福栄村●2地区目集排・福川の14年度事業化へ準備
香川県●集排関係の新施策 啓発活動などに県費補助
高知県土佐町●家畜糞尿などに集排汚泥を混ぜ堆肥を生産
SHORT NEWS FILE
福島県塙町/新潟県安田町/福井県小浜市/香川県大野原町/佐賀県牛津町
【最新プロジェクト紹介】
福島県浅川町●大草地区(集排:12年度採択)
島根県木次町●日登地区(集排:12年度採択)
高知県安芸市●奈比賀地区(集排:12年度採択)
【業界動向】
鶴見製作所●大阪本店、東京本社などでISO14001を取得
プラスチック・マスマンホール協会●2協会が統合合併し新発足、1日より活動開始