No.642(05.03.29)

【ニューズ・オブ・ザ・ウィーク】

農業集落排水施設 15年度末現在の整備状況【総務省まとめ】

汚水処理実施は前年度比4.7%増の313.6万人 伸び率は徐々に鈍化

総務省がこのほどまとめた平成15年度末現在の各種汚水処理施設の整備状況によると、農業集落排水施設の排水区域内人口は全国で322万0095人となっており、このうち実際に汚水処理が行われている人口(汚水整備人口)は313万5995人に達していることが明らかになった。15年度末現在の汚水整備人口や水洗化人口を、最近5年間の推移や都道府県別内訳とともに紹介する。

【中央省庁/関連団体】

資源循環センター●3月23日 第4回資源循環技術サロンを開催
資源循環センター●美浦実験研修センター見学会 参加者を募集
資源循環センター●17年度業務実施方針説明会を4月27日に開催

【列島トピックス】

宮城県中田町●宝江地区集排 処理施設の防食工事など計画
福島県大熊町●熊町地区集排 処理施設改修など来年度着手
鳥取市●大和神戸地区集排 処理施設増強に近く着工
膜分離方式採用し4倍強に DB方式で住重が受注
山口市●川西第2地区集排 17年度新規採択を申請
市町村合併(平成17年3月28日)●青森県五所川原市など16件
SHORT NEWS FILE
宮城県岩沼市/鳥取県大山町/島根県安来市/広島県庄原市/山口県長門市

【最新プロジェクト】

埼玉県本庄市●滝瀬・堀田地区(一般:16年度採択)
愛知県作手村●巴地区(一般:16年度採択)
島根県美保関町●菅浦地区(一般:16年度採択)

【バイオマス】

バイオマス利活用関連 都道府県の担当部局一覧
農水省関連施策の総合窓口 17年3月現在
〈本誌調べ〉

【特集企画】Close Up

農業集落排水 17年度新規採択予定地区概要【後編】

西日本は50地区弱、半数が機能強化 資源循環施設の計画も

前号に引き続き、平成17年度新規事業採択が見込まれる農業集落排水計画について、本誌既報記事からその概要を掲載する。西日本ブロック(岐阜〜沖縄)では50地区弱が新たに事業化される見通しとなっており、この半数近くは、東海・近畿エリアを中心とする機能強化対策。また、資源循環施設の整備計画も1ヵ所で浮上している。

 

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